2014年10月31日金曜日

東京湾タチウオ&青物  [秦京子]

久々に取れた休日。
ちょっとでも多く海に浮かんでいたくて、午前タチウオ・午後青物をやっている八幡橋 鴨下丸さんに通しでお邪魔してきました。

まずは午前タチウオ。
タックルを持って乗船すると、右舷は既に餌師で満パン。
準備中の同船者と挨拶を交わしながら左舷の空いてる釣座に落ち着く。
ポイントは観音崎沖 水深60m前後。反応は底から20mの範囲。






手元にはスイムライダーショートの145g~80gをスタンバイ。






久々のタチウオ。今日はどんなかなーと周りの船を見渡すと、ルアーの人はかなりのハイピッチで巻いてかけているので私も同じように早いワンピッチでやってみるが、アタリはあってもフッキングまで行かない。
そうこうしている間に後ろの餌釣り師はバシバシかけていてちょっと焦る。。。

ならばと、ティップが柔らかいロッドに変え、超スローでフワフワ巻きをしてみと、、、

ズンッ!

忘れかけていた感触がやっと到来。

スピードの緩急よりはジグの動きが大事な感じで、あまりスライドさせずにくねくねさせるイメージで巻いてくるとヒットが続いた。






流れも早いのでこの水深でもジグはスイムライダーショートの145gを始め使っていたが、125g、100gと、軽くしていく程アタリは出た。
フォルムが小さい方が有利な感じで、お祭りに気を付けながら投入する。






アタリの方は潮が緩んで行くにつれ徐々に上がってきたものの、食いが非常に浅い感じで、
船上にタチウオを上げるとフックが簡単に外れてしまう。
しっかり合わせを入れているつもりでも、バラシが多い。
しかし鉄ジグのお陰でおかずは充分確保して一旦納竿。








そして午後船は青物探索。
予報通り風が吹いて来て、ポイントの中ノ瀬に着く頃には海はすっかり悪くなっていた。
サワラ・イナダ狙いで鳥山を追いかけるが、鳥の下は本命ではなく小さなショゴの群れ。
4~5cm弱の極小イワシが水面を逃げ惑っていて、序盤は上も下もルアーに反応せず苦戦。
終了間際になって、横引きしていたサスライダーを追いかけてきてジグに反応し始め、船中でもジギングでショゴが2本上がったが、残念ながらタイムアップ。

海は悪くとも粘り強く走り回ってくれた船長に感謝、感謝です。
夜明けから日暮れまでコッテリ東京湾を満喫して帰宅しました。

八幡橋 鴨下丸さん、船長、ありがとうございました☆



タチウオヒットルアー:ネイチャーボーイズ スイムライダーショート125g・100g








2014年10月20日月曜日

岩手県起喜来湾のブリジギング    [柳賢太郎]

岩手県の海岸線は複雑に入り組んだリアス式海岸。
数多くある湾の中でも、いち早くブリジギングが確立されたのは大船渡市に位置する起喜来湾であろう。
例年7月頃から青物の回遊が見られ、11月中旬頃まで青物ジギングが楽しめる。
青物以外でもタラ、ヒラメ、根魚と魚種は豊富で、近年注目されているのが4月~5月のサクラマスジギング。1年を通してジギングが可能なフィールドである。




今回は、この起喜来湾を舞台に、
NatureBoysスタッフが行く!フィールド出張サポート」が行われました。
このサービスは、釣具店様からのご要望があれば、実際に釣具店主催の釣行会へお邪魔し、Nature Boys製品に関する説明や、必要であればビギナー様へのレクチャーもさせて頂くという企画です。


お世話になった船宿は崎浜港より出船の広進丸さん。
川畑船長はこのエリアでいち早くブリジギングに着目し、ポイント開拓されてき方で、
201210月の13kg、20139月の15kg、そして今年8月の11.8kgと数多くの10kgOVERの実績がある船宿である。
そして今回、当企画をご用命頂いたのは、全国に店舗を構える上州屋様グループ。
岩手県の一関店、北上店、新盛岡店、盛岡上堂店と宮城県の名取店、仙台宮城野店。
合計6店舗のスタッフ様合同での開催となった。


108日大潮
台風19号の通過直後とあって出船が危ぶまれたが、予想より台風の速度が速く、
当日は台風一過の晴天でウネリも1.5m前後と収まっていた。
崎浜港を出て約40分でポイント到着。
水深は約80m~100m前後の根周りを攻める。
船長はこの日「一発勝負」という事で実績のある深めのポイントに的を絞っている。
狙うはやはりブリクラス。
台風前には8kgクラスも釣れており期待は持てる。






ブリの期待を胸にスタートフィッシング。
普段からジギングに精通されているスタッフ様ということですぐにロッドが曲がる。





盛岡上堂店の松田店長がスイムライダー200gであっさりと1尾目をキャッチ!
ミヨシでは古くから岩手のオフショアシーンを牽引してきた及川課長がロッドを曲げている。






同じくスイムライダー200gでのHIT。台風の時化後とあって魚がいるかどうかという不安はすぐに一掃された。しかし、狙っているブリクラスではない。
船長も釣れてくるサイズに首を傾げている。イナダクラスはコンスタントにヒットしてその後は潮が緩くなり渋い状況になる。その後、上げ潮が効き始めるとようやくワラサクラスがヒットする。






盛岡上堂店の鹿内さんがカレントライダー180gでバイトに持ち込んだ。
カレントライダーはとにかく引き抵抗が軽く、水深100m前後でも楽にシャクれるのが特徴。
レスポンスが良く僅かなロッドワークにも反応してくれる。
その後はカレントライダーにHITが集中する。






カレントライダー180gのワンピッチで仕留めた一関店の亀谷さん。






久しぶりにスピニングタックルを手にした新盛岡店の大坂さん。
強波動のスイムバードと弱波動のカレントライダーを使い分けて感触を確かめていた。






宮城県から参加の仙台宮城野店・村上さんもカレントライダー180gにてキャッチ。
引き重りの軽さが気に入られたとのこと。






同じく宮城・名取店スタッフ鎌田さんはカレントライダー150gでキャッチ。
ホームグラウンドである仙台湾の2倍以上の水深ではじめは苦戦するもすぐにコツを掴まれてコンスタントに釣っていた。







釣行終盤、ブリクラスを狙い得意のスローピッチスタイルを披露した大坂さんがフォールでのバイトを捕らえた。






サイズはワラサクラスだったが、スイムライダー200gに上下に針を施したスローピッチ仕様で狙い通りフォールで口を使わせた。この使い方は底ベタなオオナゴパターン時やヒラメなどの底物狙いで威力を発揮するのでぜひ試して頂きたい釣法の一つである。






そしてこの日最大となる魚は北上店の若月さんがカレントライダー180gで仕留めた。
若月さんは足繁く起喜来湾に通い、オフショアはもちろんショアジギングにも詳しいスタッフ。鉄ジグの良き理解者です。





この日は残念ながら狙いのブリクラスを釣ることは出来なかった。
しかしブリシーズンはまだ終わらない。11月中旬まだは10kgOVERのチャンスがあるということなので、近県の方はぜひ起喜来湾のブリジギングにチャレンジしてみて下さい!





上州屋スタッフの皆様、お忙しい中お集まり頂きありがとうございました。

Nature Boysスタッフが行く!フィールド出張サポートのご用命、お問い合わせは下記までご連絡下さい。

仙台ブランチ〒983-0034宮城県仙台市宮城野区扇町7-8-26

TEL080-8204-5233 FAX022-353-6651   担当柳まで



2014年10月3日金曜日

岩手県宮古のブリジギング  [柳賢太郎]

宮古市は、岩手県の県庁所在地である盛岡市から東へ約90km程に位置し、海岸線は複雑に入り組んだリアス式海岸である。
宮古周辺は、例年であれば8月頃からブリクラスの回遊が見られ、10月に最盛期を迎える。
アベレージサイズは36kgのワラサクラスだが、例年10月には10kgOVERのブリも上がっている。

今回は、この宮古を舞台に「NatureBoysスタッフが行く!フィールド出張サポート」が行われました。
このサービスは、釣具店様からのご要望があれば、実際に釣具店主催の釣行会へお邪魔し、Nature Boys製品に関する説明や、必要であればビギナー様へのレクチャーもさせて頂くという企画です。




お世話になった船宿は宮古港より出船のゆたか丸さん。
今回、当企画をご用命頂いたのは、盛岡市に店舗を構えるイーハトーブ釣具店様。
岩手県で実績のあるジグの品揃えが豊富で、釣り場に精通されたスタッフ様が丁寧にアドバイスしてくれる頼れるお店です。


928日中潮
AM5:00出船
台風17号の影響で前日まではウネリと吹き返しの風の影響があったが、当日は晴天と南風の影響で最高気温は25度以上の夏日となる。
宮古港を出て約30分でポイント到着。
水深は約100mから60mへとかけ上がる根を攻める。
宮古沿岸は急深で、複雑な海岸線同様高低差のある根が多いのが特徴。
ほぼ満潮の時間帯であるため潮はゆるい。






朝まづめの地合を逃すまいと、ハイピッチで広い層を探る。
船長の話ではベイトはカタクチと15cm程度のサバとのこと。
朝イチに大ドモの大谷さんにブリと思われるHITがあったが無念のフックアウト。
その後は沈黙となってしまい完全潮止まりかと思われたが右舷の大坪さんにHIT






スロータックルでスイムライダーショート145gのワンピッチで渋い魚に口を使わせた。






アベレージの4kgクラス。
潮止まり直前で釣れたこの魚。満潮から下げになれば釣れるだろうと安易に考えていたが、日が昇ってからは渋い時間が流れることに。
長い沈黙を破ったのは今年からジギングを始めたという小野寺さん。






記念すべき初フィッシュとなったのは丁度食べ頃のヒラメ。嬉しい外道である。
流石は岩手県!ヒラメやアイナメなど底物大国!







青物は渋いが飽きない程度に底物が釣れてくる。
しかし、狙いはブリ。実績のある根周りを何箇所も攻めるがなかなか本命のバイトは得られない。途中、ワラサやコマサのHITもあったが食いが浅い為かバラシも多い。
干潮前の地合に丸山さんがワラサをHITさせる。






狙いのブリクラスではないが、渋いときに食わせた1尾はやはり嬉しい!
最後に小野寺さんが人生初青物となるイナダがHIT






この魚を最後に1200沖上がりとなる。


今年の岩手県は8月末に811kgのブリクラスが釣れており、その後はワラサメイン。
動き出しの早い大型の戻りブリを狙ったがワラサも終日低活性な1日だった。
帰港後、この日の最大を釣られた大坪さんにイーハトーブ釣具店スタッフ土田さんより大物賞が贈られた。






この日魚は釣れなかったが、ジギング初挑戦で水深60100mを休まずシャクリ続けた武蔵さんに、初心者でも使いやすいカレントライダーが敢闘賞として進呈された。






澤口船長の話だと、根周りにベイトとなるイカが付くとブリクラスも回遊してくるとのこと。
岩手県沿岸では、昨年9月末に15kgという特大のブリも上がっていることからいつ10kgオーバーが釣れてもおかしくない時期に突入している。
高低差のある根周りではブリでは珍しい根ズレによるラインブレイクもあるということから油断は禁物である。











Nature Boysスタッフが行く!フィールド出張サポートのご用命、お問い合わせは下記までご連絡下さい。

仙台ブランチ〒983-0034宮城県仙台市宮城野区扇町7-8-26

TEL080-8204-5233 FAX022-353-6651   担当柳まで