2014年8月19日火曜日

世界遺産 知床半島のジギング   [柳賢太郎]


世界遺産として名高い北海道 知床半島。
サーモンやカラフトマスのポイントとしても有名だが、近年では8月頃からブリの回遊が見られ、10OVERの実績も急上昇である。

今回はこの知床半島を舞台に「NatureBoysスタッフが行く!フィールド出張サポート」が行われました。このサービスは、釣具店様からのご要望があれば、実際に釣具店主催の釣行会にお邪魔し、Nature Boys製品についての説明や、必要であればビギナー様へのレクチャーもさせて頂くという企画です。





7月23日中潮
お世話になった釣船は、斜里町ウトロ漁港より出船の海友丸さん。
当企画を御用命頂いたのは中標津町に店舗を構える佐々木銃砲釣具店様。オホーツク海ウトロ方面を早くから開拓されており、釣行のサポートもしておりとても頼りになる釣具店です。

AM430出船。
この日は生憎の雨だったが、初めてのオホーツク海、そして世界遺産知床半島を海から見れるとあって、いやが上にも期待が高まってしまう。







ウトロ漁港に隣接する、通称「三角岩」にはショアからブリを狙うアングラーの姿も見られる。なんと、ここ12週間で10㎏オーバーのブリがショアから上がり、連日多くのアングラーが押し寄せていたとのこと。








出船から2030分でメインとなるポイントに到着。
朝イチはナブラもあり、キャスティングで1尾のブリが上がったが、その後は沈黙の時間が続いていた。
「潮が速い」と聞いていたオホーツク海だが、この日は風もなく潮も全く流れない状況。魚探で探すも、メインベイトであるオオナゴの反応も乏しい。
たまに釣れるのは豊富な根魚。








地元エキスパートの宮田さんが釣りあげたアオゾイ。オホーツク海ならではの根魚。

完全に潮がストップしたタイミングで、私もプロトロッドのIRONCATを手にスローピッチジャークで根魚を狙わせてもらう。
北海道の方から教えて頂いたスイムライダーのスローピッチ使いは、潮が全くない状況でとても有効でソイ類が続けてHITする。









そして夏が旬と言われるオホーツク海の良型ホッケ。







脂が乗って最高に美味との事。うらやましい一尾。

しかし、狙いはやはりブリ。ホッケや根魚に後ろ髪を引かれつつも本命の反応を探す。
若干だが潮が緩く流れ始めた午後。

水深は6070mだが潮が緩い為スイムライダー135gで浮遊感を活かしてジャークしていると、前触れなくジグがひったくられる。








上がってきたのはオホーツク海のブリ。透明度が非常に高いオホーツク海では水面下1520mでもファイトしている魚が見えとてもスリリング。船長や佐々木さんに釣らせて頂いた自身初となるオホーツク海のブリに感動。

この魚を皮切りに時合い突入。
スローライダーでボトム付近を丹念に狙っていた佐々木さんにHIT








この日竿頭だった渡辺さんはスイムライダーshort175gにて、次々とブリをHITさせる。









最後は長谷川さんがスイムバードできっちり締めて頂いて終了となる。









終日、潮が動かず風もない状況。ドテラでも船が全く流れず苦戦する状況だったが、船長がきっちり時合いにオオナゴの反応に入り、後半はHITが続き船中合計9本のブリをキャッチすることが出来た。サイズもすべて7㎏以上、最大は9㎏弱とアベレージもデカい。今年は例年よりブリの回遊が1ヵ月早く、若干サイズが下がったとのことだが、十分満足のサイズ。昨年は14㎏オーバーも上がっており、オホーツク海のポテンシャルの高さに驚かされた。









オホーツク海は非常に透明度が高く、普段太平洋側で釣りをしている私は、一瞬戸惑った。こんな澄んだ潮でブリを騙すのは至難の業だと。
また、12.5ノットで流れるという潮もこの日は全くと言って良い程動かず決して良い状況とは言えなかったが、海友丸さんの今年の釣果では1番とのことだった。
佐々木銃砲釣具店のお客様のテクニックがあってこその釣果。そして鉄ジグの有効性もご理解頂いており、とても嬉しい1日となった。

世界遺産を目の当たりに透明度の高い海でブリを狙うウトロのジギング。
今後注目のフィールドです。




Nature Boysスタッフが行く!フィールド出張サポートのご用命、お問い合わせは下記までご連絡下さい。

仙台ブランチ
983-0034 宮城県仙台市宮城野区正親町7-8-26
TEL080-8204-5233  FAX022-353-6651   担当柳まで




2014年8月8日金曜日

青森夏本番   [佐々木康男]


青森ねぶた祭が開幕し、青森の短い夏も本番を向かえた8月某日。
Nature Boys開発スタッフの小宮さんからお誘いを頂き、津軽の北翔丸さんで少しだけ早めの夏休み気分を味わいに行ってきました。

この日ご一緒させて頂くのは、Nature Boysスタッフの皆さんと、釣り仲間の野村君の6名。
皆さん出船1時間前の朝4時頃には集合し、ワイワイガヤガヤとタックルの準備。
クーラーボックスにもたっぷりの氷と飲み物、夏らしくスイカとトマト!こちらも準備万端!


いよいよ朝5時、さぁ出船!45分ほど走ってポイントに到着。
風弱く、凪ぎ、魚探の反応も申し分なく期待のスタートです。

そんなスタートでしたが
潮が効いてないらしく、試行錯誤しますが反応がありません。
暑さも手伝ってダラダラとした時間が2時間ほど。
そんな時、海面がザワザワ、ボイルも見え始めた頃
「ヒットヒット~~!!!」
スイムライダー120gを使っていた スタッフ荒谷さんに、ワラサ!










 
ジギング初体験の鈴木君のスイムライダーショート145gにもヒット!
ブリワラ。


  


鈴木君,ジギングにハマった宣言!







  
スタッフ大久保さんもスイムライダーショート125gで、真鯛!







  
プチラッシュが過ぎた後もポツポツとワラサ、真鯛。良型ヒラメ。
  ジグのカラーは、カタクチKにアタリが集中しています。







  
僕も真鯛。
  スイムライダーショート145gブルーホロで。







ヒラメは、緩い潮なので、スローライダー185gゴールドゼブラでネチネチと。







この日は、緩い潮のせいか魚の活性も期待していたほど高くなく、ゆっくりフワフワと したアクションがよかったように思います。
潮が澄んでいたので、シルエット小さめのスイムライダーショートの100g~145gがベストマッチでした。

   





途中、ナブラにキャスティングしたり、スイカ食べたり、またジギングしたり。

夏休み気分満喫でした~。
    

北翔丸の木村船長!楽しい時間をありがとうございました。

お世話になりました。次回もよろしくお願いします。



北翔丸
http://hokushomaru.com/




2014年8月4日月曜日

アイアン・ブースター炸裂です!   [お客様]

お客様より、またしてもアイアン・ブースターの釣果写真をいただきました!
ありがとうございます!!



朝マズメに遅れて、ポイント到着6:00から、釣行しました。
既に先行者達が帰るところで、イワシ不在で河口付近は、誰もヒットナシ・・・
特に風も無く、水面は穏やかで魚っ気ゼロでした。

 7:30くらいから下げ始めて、ゴミが流れ始めたのでトップのペンシルから、
アイアン・ブースターに変更して広くサーチ開始!
最初は中層を早巻きとジャーク、トゥイッチ他、ノンストップアクションでランガンしていると、
ショートバイト?ベイト?ボラ? ルアーに触れたので、もしやと思いブレイクと駆け上がりで、
リフト&フォールを入れる…ラインが走り、アワセを入れました!
エラ洗いするも、フォールで食わせているので、外れにくい上顎付近に掛っているので、先端に居たアングラーさんに、安心してランディングしてもらいました!
サイズも、デイゲームのアベレージより少し大きめの70センチオーバー!








その後も、沖の潮目、流心の手前のブレイク、岸際のテトラポッド際と、連発!
ランディングを手伝ってくれたアングラーさんと、休憩がてらメソッド話しと、リーダーを結び直し再開しました。
やはり、早巻きとジャーク、トゥイッチ後に、ピンにリフト&フォールを入れると、
しっかり口の中に!  サイズも70センチくらいでした!








結果的に、6本のシーバスをキャッチ出来ました!
タイミング次第にしては、同じポイントに居た二人のアングラーさんは、ショートバイトとマゴチ一本の釣果。
フォールが安定しないバイブレーションは、流れの中や、複雑なヨレに負けてしまい、
糸絡み・・・少ないチャンスを台無しにしてしまいます。

真夏の激渋デイゲームにも好釣果!
秋のハイシーズンに向けて、欠かせないルアーですね!