2014年6月28日土曜日

大人の遠足 in 山形・酒田   [親方]

  
5月某日、今流行りの無料通話アプリで前々から懇意にして頂いている山形、酒田港の遊漁船シルバースノーの船長、小野さんと
「キャスティングメインでお邪魔したいのだけどいつがいい?」
「出船率諸々から言えば6月かな」
との返事で直ぐに釣り仲間(呑み仲間?)の中島さんに連絡。
6月中旬に釣行を計画。 
ではメンバーをと、誘うと青森より開発スタッフの小宮君、同じく青森在住のフィールドアドバイザーの佐々木くん。
酒田に有るプロショップNOBの店主、ノブ君。
同じくテスター仲間の丁くんと6人の参加が決定。
では、小野船長より気心しれたこのメンバーなら
「飛島泊りでワイワイガヤガヤ楽しくやりしょ♪♪♪」と決定!
「メインは回遊が始まるであろうマグロ。ウェイティングはそれぞれ自分のスタイルで楽しみましょう!」

釣行は土曜、日曜で予定。遠方よりの自分、中島、丁は前日、金曜日の夕方に酒田入り。
小野夫妻、ノブ君ご夫婦と合流。
気の利く小野夫妻の段取りで前夜祭は庄内ホルモンに決定!!
気の合う釣り仲間の晩餐、話は尽きる事無く楽しい時間が続きました。

翌朝は5時出船、呑み過ぎで貼れた目をこすりながら既に港に待機中の青森組と合流。
先ずは飛島に向かいながら行がけの駄賃で点在するポイントを叩いて行きます。
最初のポイントは佐々木君のたっての願いで赤ムツポイント150mライン。
小ぶりですが佐々木君念願の赤ムツゲットです。








次は中島さんリクエスト、マハタポイントへ…こちらは不発でした。
根回り、反応と探しながらイナダがぽっぽっと言った感じで釣れ続けて飛島廻りに、しかし島廻りには鳥も居なく肝心のマグロっ気は全く無し。








根回りをジギングで攻めて初日は終了。
飛島の旅館に入り美味しい料理、カニやアワビ1人1匹ずつ付くような豪華な宴会。









人口300人程度、山形県唯一の有人島、港の中には5kg程のブダイ等が泳ぎショアでも充分に楽しめそうな島。
一番の驚きは夜9時に成ると島内放送で「9時に成りました宴会は終了しましょう」と流れる健全な島、不健全な我々は部屋に戻り缶ビールを開けながら明日の作戦会議と称して夜更けまで楽しく小声で盛り上がっていました。



2日目、前夜の作戦通り朝イチは島廻りの浅根1315mをトップのヒラマサ狙いで攻めてみるも不発。鳥も少なく跳ねも無いので今日は島の南側を攻めて見る事に。
ソイ、黒ソイ、アイナメ等々多彩な魚が船上に顔を出しこれはこれで楽しい釣行に成りました。











昼過ぎに成り風も強く成ってきたのでそろそろ終わり、最後の流しにしましょうとの事に成ったので新発売のカレントライダーをセレクト。
スロー系のタックルにセット、スローピッチの1分の1回転にティップの跳ね上がりが終わる瞬間にティップを下げて意識的に水平ステイの状態を作ってあげると、
これが根物はもちろん、派手なアクションを嫌う時の青物にも結構効きます。

そんなアクションで最後に通称ゴジラ、3kgの黒ソイをゲットして今回の釣行は終了。







渋い状況でしたが気の合う仲間と過ごした2日間はとても楽しく、シルバースノー小野船長夫妻も皆を楽しませる為に頑張って頂き有難う御座いました。







鹿児島 黒島沖のカンパチ!   [お客様]

お客様の、若林純様より写真とレポートをいただきました。
鹿児島県黒島沖釣行のナイスサイズのカンパチです!
どうもありがとうございました!!







6月上旬に鹿児島遠征に行ってきました。黒島沖での釣行です。
鹿児島県枕崎市より出船されている遊漁船「栄真丸」さんにお世話になりました。

今回の主役はカレントライダーです。
フォールを意識してジャークを組み立てました。着底から5シャクリ目でフォールを長く取ったところで、ドスン!
強烈な突っ込みに耐えて上がってきたのは、自己ベストとなる10kgオーバーのカンパチ!
初めてカレントライダーを使いましたが、スイムライダーとはまた違った使い方で楽しませてくれるジグでした。










2014年6月17日火曜日

茨城県 平潟の青物ジギング   [柳賢太郎]

茨城県北茨城市の平潟漁港は、福島県との県境からほど近い港です。
平潟沖は、例年であれば4月からブリクラスの回遊が見られ、5月はワラサ中心ながらも数釣りが望めます。6月にはヒラマサ、そして人気のマダイと魚種が豊富なポイントです。
今回はブリワラサシーズンの最盛期は越えてしまった感はあるものの、
この平潟を舞台に「NatureBoysスタッフが行く!フィールド出張サポート」を行いました。

このサービスは、釣具店様からのご要望があれば、実際に釣具店主催の釣行会へお邪魔し、Nature Boys製品に関する説明や、必要であればビギナー様へのレクチャーもさせて頂くという企画です。



お世話になった船宿は、平潟漁港から出船の長孝丸さん。
今回、当企画をご用命頂いたのは、福島県いわき市に店舗を構えるつり具トビヌケ植田店の豊田店長。
豊田店長は県内はもちろん、関東や北陸方面にも精通される熱心なSWアングラーです。



611日大潮
6月に入り梅雨前線の影響で連日大雨に見舞われていた為、あまり良いコンディションではないという事前情報。この日も出船時間まで強い雨が降っており川水も出ており、水潮が予想された。

平潟港を出て10分でポイント到着。水色は良いとはいえないが、魚探には底から水面までかなり濃いイワシの反応、そして多数の鳥の旋回も確認できた。
海上濃霧警報が出る程の濃いガスが掛かっておりナブラを探すのは困難だったが期待が持てた。
水深は1020mと浅く、トッププラグによるキャスティングとジグのキャスト&ジャークで探る。
早速、豊田店長操るスイムライダーショート125gにヒット!








上がってきたのは3kgクラスのワラサ。10m前後のポイントの為、魚もサイズ以上の引きを見せてくれる。







朝の一流し目でのHITだった為、簡単に釣れるかと思われたがその後は船中青物ノーバイトの時間が流れる。スローピッチを行っているアングラーには良型のヒラメや根魚が時折釣れている。
魚探には相変わらずのイワシの大群が映り、たまに単発ナブラも起こるが射程圏内にはなかなか入らない。

そんな長い沈黙を破ったのもやはり豊田店長。
同じくスイムライダーショート125g・アルミシルバーをキャスト後斜めに泳がせてくるイメージで釣っている。








私も真似てはいるがノーバイトが続く。その後も連発はせず、またもや沈黙の時間。
数度のポイント移動後、起伏のあるシャローの岩礁帯に入ったことを魚探にて確認。
ヒラマサも視野に入れスイムライダー120gを適度に飛ばすイメージでアクションさせると、ようやく私にも本日初HITが訪れる。
上がってきたのはヒラマサ。








サイズは小型ながらも初めてのフィールドで手にする1尾は格別にうれしいもの。
その後、同パターンでワラサも手にすることが出来た。

最後に豊田店長もスイムライダー120gにて1尾を追加し納竿となる。









この日はベイトの反応はあるものの青物からの反応は得られず、船長も困惑といった様子だった。
魚が浮いている様子もあったが小型ペンシルを使った誘い出しでも反応は得られなかった。
通常は水深30m~40m前後のポイントが多いということだったが、沖の潮が冷たくベイトが岸よりの1020m前後に多く固まっていた為、この日はシャロー狙いに徹しっていた様だ。




確かに攻略が難しい1日でしたが、考えた末にやっと釣れた1尾はサイズの大小に関わらず価値ある魚です。タフコンディションこそ比重が軽い鉄ジグの真価を発揮出来るシチュエーションだと考えます。
豊田店長も鉄ジグの有効性を良く理解されており鉛製ジグとの使い分けを提案されているアングラーです。平潟にお越しの際には、港から車で15分に位置するトビヌケ植田店にぜひ足を運んでみて下さい。


心配されていた天気も何とか持ちこたえてくれて、平潟の海を満喫することが出来ました。
これからはマダイシーズン突入でジギング便はめっきり少なくなるとのことでしたが、今後も平潟のブリジギングからは目が離せません。

Nature Boysスタッフが行く!フィールド出張サポートのご用命、お問い合わせは下記までご連絡下さい。

仙台ブランチ〒983-0034宮城県仙台市宮城野区扇町7-8-26

TEL080-8204-5233 FAX022-353-6651   担当柳まで





2014年6月9日月曜日

第1回 Nature Boys Cup in 八丈島!   [窪田浩行]

5月31日(土)から6月1日(日)の二日間にわたり、八丈島を舞台に
第1回Nature Boys Cupを開催いたしました!






31日の羽田発始発便で八丈島入りされた参加者の皆さんにルールや日程の説明、
そしてチーム毎に乗船いただく船の抽選会からスタートです。






大会開催中の八丈島は、晴天、ベタ凪の天候としては絶好のコンディションでした。
天気が良すぎて霞が島全体に掛かっていました。


開会式後、準備を整え出船です。
釣果はどうでしょうか?




初日、グッドサイズのヒラマサを手にされたTeam North Castの平中様。






検量サイズが中々出ない中で、次々とヒットに持ち込んだチームヨッシーの皆さん。









チームよはしの天神様もグッドサイズをゲット!







Team North Castの皆さんは,最後に美味しそうな魚を追加され,初日ストップフィッシング。







1日目が終わり、お楽しみの懇親会へ突入です。













大会も2日目に入りましたが、晴天、ベタ凪が続いています。
釣果は、Nature Boysテスターチームさんが大躍進いたしました。







大会結果です。

個人の部・第3位
Nature Boys テスターチームの中島様。




個人の部・第2位
Nature Boys テスターチームの大内様。




個人の部・優勝!
Team North Castの平中様。




チームの部です。
第3位は、チームヨッシーの皆様。




チームの部・第2位
Team North Castの皆様。




チームの部・優勝は、
2日目に検量サイズを揃え大逆転でした。
Nature Boys テスターチームの皆様。




最後に、BIG ONE賞は、一日目にグッドサイズのヒラマサを検量された
Team North Cast の平中様でした!





2日間共に厳しいコンディションの中、入賞された皆様はおめでとうございました。
今大会を開催するに当たり、全てに於いてご尽力賜りましたパパさん、ママさん、
心からお礼申し上げます。
また、大会にご参加下さいましたアングラーの皆様、大会関係者の皆様、
無事大会を終えることが出来ましたのは、全て皆様の御陰でございます。
どうもありがとうございました。
また来年、皆様にお目にかかれますよう頑張って参ります。
そして、今年ご参加いただけなかった皆様も、来年は大会会場でお会いできるのを
心より楽しみにしております。
これからもNature Boysを、よろしくお願いいたします!









相模湾にシイラ到来!   [秦京子]

今年も相模湾にシイラ到来!
平塚のアングラーズクラブ ライズの齋藤京子さんと一緒に、大磯 邦丸さんに行って来ました。




サーフィッシュ140Fをセッティングしていざ出船。
サーフィッシュはダイビングペンシルです。
フロントアイ部分の形状が少し特殊で、これにより発生するバブルが魚に強くアピールします。
私はシイラの時は、ダイビングさせてS時アクション→そのまま浮き上がらせずに高速ただ引きや、ショートトゥイッチで首振りドッグウォーク。
潮目撃ち等ではロッドを起こして水面を泡立てる様にシェイクしながら引いてくると流れ藻の影から突然横っ飛びバイトしてきたりします。







さて、まだ開幕したばかりのシイラ。
水温もボーダーラインなのでシイラが居るか居ないかは行ってみないと分からない時期。
しかし序盤からポツポツふらつきを発見する事が出来てまずは一安心。

フラツキを見つけると、船長に聞こえる様に『いたよ〜〜!』と大声で知らせ、
同時にシイラの進行方向の先に投げます。
シイラは少し深く反応薄めだが、時々スイッチが入ってサーフィッシュにバイト!
しかし、これがなかなかフッキングに持ち込めない。
豪快に水柱立てながら突っ込んできたり、オデコで弾かれたり・・・。
ルアーはちゃんと仕事してるのに、釣り手がフッキングに持ち込めません。

そんなこんなしてる間に後半戦。
所々でシイラのモジリに遭遇するようになり、
ダイレクトに撃ち込むとシイラがサーフィッシュに突進!
今度はうまくフッキングし、無事に今期初シイラをキャッチできました。







その後は20本位のシイラの群れに遭遇!
淡い群青色の中に悠然と泳ぐ姿に思わず見とれつつキャスト。
しかしこれは非常に深く、ミヨシ側で皆であれこれ手をつくしてもフラれまくり。
すると、大ドモの齋藤京子さんがヒット!







ミヨシ陣が釘付けだった群れとは別の単体を見事に狙い撃ち。流石です!
難なくタモにおさまり、こちらも今期初シイラキャッチ。








モジリを探しながら水面の変化に目を凝らすと、
4cm位のやや大きめなシラスの群れが水面を泳いでいた。
コレを食っていたから勢いの割にバイトが浅かったのだろうか・・。

初物は嬉しかったが、反省点多々ありの釣行。
しかし、シイラはたくさん見る事が出来て、船中全員キャッチ。
これからのシイラシーズンに期待が持てる一日にもなった。
関東は梅雨入りしてしまったが、梅雨の中休みを狙って釣行してみてはいかがでしょうか。
その際には、スイムライダーキャスト・サスライダー等の小さなジグも忘れずに!

齋藤京子さん、同船された皆様おつかれさまでした。
大磯 邦丸さん、ありがとうございました。



ヒットルアー:サーフィッシュ140Fブルーイエロー









2014年6月4日水曜日

沖縄タマン!  [窪田浩行]

例年ならばベストシーズンに入っているであろう5月下旬に、
沖縄へタマンを狙いに行ってきました。

タマンはフエフキダイ科のハマフエフキの沖縄名です。
大きいのは8kg以上にもなる、強烈なファイターだそうです。




事の始まりは,2月に出展させていただいた沖縄フィッシングショー。
ここで大量に仕入れたタマン情報が体の中で燻り続け、シーズン突入と同時に辛抱たまらず釣行計画をたててしまいました。
相方は親方こと竹下さん。ジギングのイメージの強い氏ですが、
繊細なゲームに対応できるのか? こちらも見ものであります。



今回、タックルの準備からボートの手配等全てに渡ってサポートいただいたのは、
宜野湾でルアーショップボギーを開かれている儀保さん。






ナチュラルで非常に素敵な方です。
出船は,恩納村のボート「帆乃夏」さん。
デッキがフラットでキャスティングしやすいボートでした。






釣行日は降水確率が100%に近く、防雨対策はしっかり準備していきましたが
まさかのドピーカン天気に。日焼け止めなんて持っていません。






親方、鼻がまっ赤っかです(笑)



今回メインに使用したのは,ブリコの2フックと6月発売予定のアイアン・ブースター。






儀保さんのアドバイスから、付属のスナップを外し、フックをカルティバのSTXに
強化しています。
ラインはPE2号、リーダー40lb。リングとの結合にはチューブを入れています。






これでも、でかいのが掛かるとヤバイそうです!


ポイントは水深1m〜8m、深い場所で15m位までのリーフエリアです。
気を抜くとすぐに根掛かりします。

ポイントを次々に打っていくと、








様々な魚がヒットしてきます。
ブリコは探れるレンジが幅広く、沖縄のシャローゲームでも非常に使いやすかった。
親方は意外(失礼!)にも繊細なライトゲームが上手く、
軽快なロッドアクションで何種類ものオキナワンフィッシュを手にしておられました!




結局のところ、2日間12時間ほぼ休まず投げ続けましたが本命のタマンの姿は見れず。
また、次回へ楽しみの持ち越しとなりました。
釣行日は水温がまだ低く、岩の下の甲殻類を狙っているのだろう,との事でした。

年内にリベンジするならば梅雨明け後から台風シーズンまでの間。
さあ、どうしましょ!?