2014年5月28日水曜日

白浜渡船でヒラマサ!   [山本貴正]

Nature Boysスタッフが行く!フィールド出張サポート at 白浜渡船



キャスティング府中店様米原副店長よりご要望が有ったジギング講習会に行ってきました。
ここ最近の最新トレンドを知りたいとのご要望で、鉄とはなんぞや?を中心し最新タックル盛り沢山にて行なってきました。

朝5時半に出船し、港前10分のポイントへ。水深50mから12mにあがる高根周り。
おそらく食ってくるのはかけ上がり始める場所だろうと予測。まず第一投目。
基本となるスイムライダー150gを米原さんに投入していただき、鉄の動かし方をレクチャーする。
昔からの基本ワンピッチをレクチャーし、動きが出来始めると、竿先に変化が!
ジャレ付くアタリをしっかり合わせて難なく1本目をキャッチ。
「鉄は動かし易いですね。間がとり易い。」とうれしい一言。
バスを中心とした釣りを行なわれているだけあって手感覚の鋭さは流石です。








今がチャンスと撮影後すぐに投入して3投目にまたヒット!今度はガツン!とひったくるアタリ。
アイアンボウ613をしならせて上がってきたのは4kg超えの良いサイズ。
朝の高活性を物にしてなんとか2本ゲット。








船の上もあっちこっちで取り込まれて、活性の高さを伺わせる。











その後はアタリが遠のく場面が有るが、ポツポツとヒットがあり、午前船全員キャッチとなり港に戻りました。


状況としては、決して良いとは言えませんでした。
朝一の潮は適度に濁りがあり緑がかった色で、いかにも食わせ易い感じであった。
しかし、沖口から澄み潮が入り始めると、ナーバスな状況に。
流れはあるが良いと感じる流れではなく、なんとなく重い感じの流れであり、
沖よりも灘よりの浅根周りの方が良いが、光量があり追ってくるが食わせきれない状況でした。
最後の方は、魚が浮き気味でレンジが見えなくなり、四苦八苦。
回収するジグを船縁まで魚が追いかけて来るほどでした。
(納竿10分前だった為に誰もTOPを投げなかった)

同船した鉄ジグを愛用していただいているお客様もヒラマサをキャッチし、全員が満足いく釣行となりました。



使用ロッド:アイアンボウ(プロト)613
      アイアンウイップ622
  ライン:PE3号+リーダーフロロ12号(4ヒロ)
  ジグ ;スイムライダー135g、150g
      スイムバード130g、150g
      カレントライダー180g150g(プロト)






波崎のヒラマサジギング!   [秦京子]

ヒラマサが好調な、波崎の征海丸さんに修行に行って来ました。



4時過ぎに荷物を持って船に行くと、平日にもかかわらずたくさんのお客さんが既に準備中。
空いている胴の間に入れてもらって周りのお客さんに挨拶。
5時過ぎに出船。
べた凪の中暫く走り、大根周辺ポイント到着。
船長の合図とともに皆一斉にジグを落とします。

最近の釣果報告を見るとスローでの釣果も良い。
お客さんも約半数の方がスロージギングでしたが、スイムライダーしゃくり倒したい私は、
スイムライダー150gをセットしてスタンダードジギングスタイルで挑む事にした。

単発ではあるが船中ポツ、ポツ、とヒットしはじめた!
私もこの朝一にヒットを獲りたい所だが、ヒットしているのは私から見える範囲で皆スローの方々・・・。
隣でスタンダードジギングしていた方はたまらずスローにチェンジ・・・。
気がつけばスタンダードやってるのは左舷で私とミヨシの人位に・・・。

『若干浮いてる存在』感と闘いながら考える・・・。

スローの良い所の一つって、、スロー専用タックルとスロージグとフックのバランスさえしっかり合っていれば、ロッドを脇で固定してリーリングとロッドの反発力で簡単にジグをスライドさせられる事。
ロングジグと比べて、同じ縦軸の中で多くスライド&フォールさせられるからよりアピールする事が出来る・・・

要するに・・・

スローのアピール力に負けない位、ロングジグでアピール出来ればええのでは・・・?
きっと、今はそれが出来てないだけなのかも。

そう思いジグチェンジ。
150gでは少しもったりしたので135gにチェンジするとうまく潮をかんでスライドにキレが出た感じ。
シルバー系が当たっていたのでカラーはブルーホロを選択。

一つも無駄なシャクリにならない様に強く、丁寧にワンピッチ。


すると遂に『ガツン!』とヒット!

思わず心で『シャ~~~~ッ!!』っと叫んでしまった(^^;)

無事ネットに収まったのはアベレージサイズのヒラマサでした。










その後そのまま同じジグを使い続け、何かにジグをしゃぶられ・・・
次はヒットしたが途中でバレてしまった・・・(泣)
ヒラマサっぽい引きだったので残念(>_<)
フックを見たら針先がちょっと曲がってた・・・くっ・・反省・・・(>_<)

フックをかえて再投入。
そしてヒット!!
サンパクでした。。。


アタリが遠のいたので、次はフォールアピールの強いスイムライダーショート145gにチェンジ。
薄曇りだったのでカラーはナクイグローにしてみたら早速ヒット!








先ほどと同じサイズのヒラマサでした。


しかしその後は続かず潮止まり。
まったりタイムを過ぎ、反応を探しながらの移動中に船長が鳥山発見!









かなり広範囲な鳥山にまず釣人が高活性!(^^)
最初にキャッチされたのがサンパクだったので、私も全力ワラサ狙いでローレスポンスなライトロッドにスイムライダーショート145gピンクヘッド(2013リミテッドカラー)を装着。

まったりワンピッチやジャカジャカ巻きで、途中お祭りバラシ等ありながらもサンパク4本とミニマムヒラマサ1本キャッチ。








まだまだ釣れそうでしたが、残念ながらタイムアップとなり鳥さん達とサヨナラ。
とてつもない睡魔と、腕の心地よい疲労感を感じながら帰路につくのでした。

征海丸さん、須之内船長、同船された皆様、ありがとうございました!

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ヒットルアー:スイムライダー135gブルーホロ・スイムライダーショート145gナクイグロー、ピンクヘッド(2013リミテッドカラー)




2014年5月27日火曜日

from Italy! [Giulio Zandri]

25th April 2014 Central
Adriatic Sea
Report by Giulio Zandri aka “BigBoy”, top class angler from Fano Italy.



A sunny day with nice weather and good sea conditions with a light breeze from NE.
The Air temperature was about 18° C water temperature around 14° C.
We started on 35 / 40 meters water depth but we didn’t find any kind of topwater activity for the first couple of hours, so we decided to move back to 30 meters water depth.
It was a good as we immediately noted the first signs of tuna feeding topwater: 
not big feeding frenzy, but just small bunch of groups of 810 fishes each time.

We started casting with some different lures : small stickbaits, soft lures, but it was extremely hard reaching any fish. 
They didnt appear interested in attacking our lures.
We got some tuna following our lures, but not convinced to attack, so I decided to change approach moving to some bigger stickbaits and I started casting a Blue/Green/Silver sinking Surfish Tuna rigged with 2 Decoy Sergeant 8/0.

We found another topwater frenzy and after a couple of casts and some (34)
jerks, I got the long awaited strike !








After 10 minutes fighting the fish was under the boat, just on time for some pictures and then the release.
the bluefin tuna has been estimated about 145 cm for 40~45kg.












After a few minutes I got another strike, using again a Surfish but this time I lost the fish immediately after the strike.
Surfish Tuna confirms itself as one of the best lure to be used for the Adriatic Bluefin Tuna.





26th April 2014 ‐ Central Adriatic Sea

A quite cloudy day with a light breeze from NE.
Me and my friend “Sauro” arrived on the 25 meters depth and started looking for some kind of topwater activity. 
We reached the 30 meters depth and we finally found some Bluefin tunas.
As the day before, there weren’t big bait balls, tunas were in small groups of 3s or 4s and very hard to reach.

The weather got worse, making the fish’s search harder.
We moved on and found some activity again, we approached the tunas but they were always impossible to reach.
We saw a nice feeding frenzy in the distance, so we headed straight out to intercept them , 
I cast my Blue/Silver Surfish and at the second cast the line went tight, fish on !






The fish makes a nice first run, but after 10‐15 minutes fighting we have the fish under the boat, we took a quick pictures and released it to fight another day.









A nice Bluefin Tuna estimated about 145 cm for 40 kg.
Unfortunately the wind intensified forcing us to go back to the harbour.
Giulio Zandri




青森県太平洋サクラマス釣行2014   [kats]


GW恒例のサクラマス釣行、昨年の釣行では釣果に恵まれなかったが
今年は5月に入ってから好釣果が続いている、

私もGWに入ってすぐ釣行に向かいたいところだったが、
釣り友よりオフショア釣行の誘いもあってなかなか出られず、
最初の釣行はGWも半ばの5月4日の夕マズメから。

朝マズメに比べるとヒット率は下がる時間帯ではあるが、
それでも2本の釣果がでた。
夕マズメで釣果がでることは魚の食いが立ってることと
それなりに個体数が接岸している証拠だ。








翌日の朝マズメは1本に留まったが翌日は2本と毎釣行毎に釣果に恵まれるほど
今年は多くの個体が接岸しているようだ。

サクラマスは6月まで楽しめるので、また後日紹介します。









2014年5月26日月曜日

大阪湾でブリコ爆発!    [お客様]

大阪、フィッシングエイト2のお客様・山口様より釣果報告をいただきました!
ブリコ、大阪湾で絶好調のようです!!
ありがとうございました。







場所:大阪湾

船:Sea Paradise さん

使用ルアー:ブリコ 2フック 22g マイワシ

コメント:
写真以外にもブリコで12匹釣りました。
ルアーの動きと,実際の結果が出るので面白いです!!
シーバスが好きな人なら誰もがブリコに興味が有ると思います。
あの形なのでフォールで沈んで行く途中の動きでもシーバスの興味を引き、
大阪湾のバース内穴打ちや,橋脚のキワを攻めてみました。
当たりが出て大変使いやすかったです。
今度は大阪では唯一ポイントの少ない河川のウェーディングゲームでも、
ブリコ2フックで結果を出したいと思います。





石川県能登半島 富来のジギング  [柳賢太郎]

近年では10kgオーバーの鰤、さらには20kgオーバーのヒラマサまでもが
狙える海域として注目されている石川県輪島。
その輪島から約40km南西に地元ジガーが足繁く通うジギングフィールド富来があります。
今回は石川県富来にて『Nature Boys スタッフが行く!フィールド出張サポート』が行われました。




このサービスは、釣具店様からのご要望があれば、実際に釣具店主催の釣行会へお邪魔し、
Nature Boys製品に関する説明や、必要であればビギナー様へのレクチャーもさせて頂くという企画です。

今回、お世話になった船宿は、富来町西海漁港から出船のさくら丸さん。
当企画のご用命を頂いたのは、新潟・石川で5店舗を展開されるフィッシャーズ様です。





この日、輪島の船は全船中止。午後には時化となる予報だったが、船長判断でAM500出船となる。








20分ほどでポイントへ到着。
水深は6070mの根周りやかけあがりを、ドテラ流しで広範囲に攻めていく。
開始12時間は潮がほとんど効かず、無風の為、船も流れない状況。








数度のポイント移動後、沈黙を破ったのはフィッシャーズ黒埼店スタッフ 四柳氏。








スイムバード170g ナクイグローでガンド(ワラサ)をキャッチ。
その後もコンビネーションで緩急を付けガンドクラスを連発。

潮も徐々に動きだし、低活性ながらもパターンを当てたアングラーはHITに持ち込む。
船長の話ではベイトはコイカらしく、横方向へのダート距離を押さえたスロー気味なアクションがここ数日のヒットパターンとのこと。

地元エキスパートの松中氏はコイカパターンにしっかりアジャストさせ、
スイムライダーShortのレッドゴールドで連発。








そしてフィッシャーズ金沢店スタッフ伊東氏にグッドサイズがヒット!








スイムライダー180g ナクイグローを低速~中速にて丁寧にワンピッチ。
鉄ジグならではの浮遊感を活かしてのヒット。
その後は3kg前後のフクラギ~ガンドクラスがコンスタントにヒットするが、
なかなかブリサイズは出ない。

唯一ベイトタックル、アイアンウィップIWNB-573Bを持ち込み、
移動距離を押さえたワンピッチでコイカパターンに合わせたフィッシャーズ竹尾IC店中野氏は、
大型と思われる魚をバイトに持ち込む。








スイムライダー150g ナクイグローにて
7kg台のグッドコンディションのブリをキャッチ!

この日はナクイグローへの反応が良く、北陸方面では定番とされるグロー色の効果がてき面に出ていた。私もスイムバード170gのナクイグローへチェンジし、ブリクラスを狙う。
釣れているアングラーを真似て若干スピードを落として誘うと、ズトン!!








私にも同クラスのブリが釣れてくれた。初めての海域で釣れたブリは格別に嬉しいものです。
その後、立て続けに2本のブリを釣られたフィッシャーズ本部の坪川氏








アイアンウイップIWNB-622で、スイムバード170gナクイグローを使用し
ジグをナチュラルに泳がせ、アベレージサイズを優に超えるブリを連発。

最後は松中氏がスイムバード170gにてヒラマサをキャッチし沖上がりとなった。











懸念されていた天気も何とか持ちこたえてくれ、能登半島の海を満喫することが出来ました。
今回、目標の10kgOVERは出なかったが、日本海における鉄ジグの有効性を証明することが出来たのではと思います。
これからの季節、トビウオの回遊とともに富来~輪島エリアはジグはもちろんトップウォーターでのブリ、ヒラマサ狙いも本格シーズンを迎えます。今後もこのエリアから目が離せません!




Nature Boysスタッフが行く!フィールド出張サポートのご用命、お問い合わせは下記までご連絡下さい。

仙台ブランチ〒983-0034宮城県仙台市宮城野区扇町7-8-26
TEL080-8204-5233 FAX022-353-6651   担当:柳まで





2014年5月8日木曜日

新潟より!   [お客様]


新潟の、Anglers Guide RIPPLE 様より釣果報告をいただきました!
ありがとうございます。





普段はシルエットの小さいタングステン製のジグが主流なのですが、
ベイトサイズ、フォールでのバイト、 ジャーク後の水平姿勢を考えたら
必然的にスイムライダーショートの80gに行きつきました。
最大サイズは写真の90cm。
着底後、ややスローでジグを飛ばし、間を長めに取った3シャクリ目でドスッと重量感のあるバイト。
余程マッチしていたのか、バイトが深くテイルフックは口の奥にフッキングしていました。







Anglers Guide RIPPLE
http://www.niitsu.or.jp/~ripple/




2014年5月7日水曜日

GW九州ヒラマサ遠征!  [柳賢太郎]

春マサ最盛期となる4月の九州北部エリア。
昨年に引き続きGW休暇を利用し長崎県平戸へ大マサを目指し釣行してきました。



初日(中潮)
この日は早福漁港より幸漁丸さんにて出船。
平戸の幸漁丸さんは、私がジギングにのめり込んでいくきっかけとなった遊漁船。
ヒラマサの乏しい東北地方に住んでいる私にとって、いつも憧れ的存在だった長崎県平戸のヒラマサ。いつ行けるかわからない平戸を夢みて、いつも幸漁丸さんのHPや岩崎船長の動画などを何回も何回も見て、今では当たり前になった幸漁丸推奨のPRノットやバナナノットを覚えた過去があった。
東北の地から、「いつか幸漁丸で大政を手にしたい」と願っていたその想いが現実となるのか!?
ジギングタックルを3セット積み込み出船となる。









この日の予報は曇り一時雨。
南東の風が810mと予想されていたが、メインポイントとなった五島エリアは風裏となったが、それでも時折吹く強風と風波で若干の釣りづらさはあった。
スパンカーを張ったバーチカルジギングでいくつものポイントを周ってくれる岩崎船長。
緩かった潮も動きだし、ジグもしっかり泳いでくれている感覚が伝わる。
この日良く当たっていたのは下山氏。
スイムライダー145gを使用し、縦の移動距離、左右へのダート幅を抑えたアクションで
小型ではあったがコンスタントにヒラマサをキャッチ。









私は、この春発売となったばかりのカレントライダー180gを使用し、
ダート性能を活かしたロングストロークのワンピッチで攻め続ける。
何時間後だったか、この日最初で最後のバイトが訪れる。
長い沈黙を破っての魚信にちょっと力み気味だったフッキングもなんとか決まった。
水深約40m。ヒットしたのは3035mあたり。
経験の少ない私には、体験した事がない引きで強めのドラグ設定だったスプールから糸が引き出される。
ハンドドラグでも止まらない。
根擦れを防ごうと渾身の力でスプールを抑え綱引き状態になったところでリーダーブレイク。
ブリメインでジギングをしてきた私は、初のラインブレイク。
ジグとの結束部が締め切れしたような切口だった。
結びやラインチェックには神経質な私であったが、結束方法やチューブノットに使用していたチューブの選択にミスがあったのかもしれません。
PE4号 フロロ60lbリーダー
岩崎船長には「糸が細い!」と言われた。

その後も渋い時間帯が続いたが、状況を読みパターンを当てていたアングラーは35㎏程のヒラマサを的確にキャッチしていた。








親方は低活性で追いが悪い状況にしっかりとアジャストさせ、レスポンスの良いカレントライダーの特性を活かし、ベイトタックルを使用し移動距離を小さく横に向かせるショートピッチでヒラマサをキャッチしてこの日は終了となった。

夢であった幸漁丸での大政は次回以降への持越しとなった。
ラインブレイクシしてしまった魚は何だったのかは誰も分からない。
自分への過信と経験不足、未熟さがわかった九州遠征初日目であった。




2日目(大潮)
この日は昨年お世話になった一栄丸さんで、壱岐泊まりで2日間みっちりと釣行する予定ではあった。
しかし九州北部に低気圧が停滞し、朝から雨と強風の為、陸上待機を余儀なくされる。
そして午後2時半、ようやく出船。

1時間後ポイントへ到着。悪天の為か漁船も少ないが、風裏となっている為予想よりは海も穏やか。
適度な風波でざわつく水面が期待感を高めさせる。

水深3540m 鳥が数羽、水面近くを旋回している。
船長のスタートの合図で風下へ向け一斉にキャスティング。
各自思い入れのあるペンシルでヒラマサを水面へ誘い出す。
船を入れ直し、再びトップでヒラマサのバイトを誘い出す。

すると三枝氏の操作するペンシルベイトにビッグバイト!!
24cmのビッグペンシルを襲い反転した際に起こった巨大な渦。
その瞬間から鳴り響くドラグ音!キャスティングロッドが満月に曲がる。
船長からは「それ以上出されたらいかんとです」と声が掛かる。
ドラグを締めポンピングで寄せる。浮いてきた魚影。
「デカい!!」








船上計測22kgのヒラマサ!
初めて目にする20㎏オーバーの魚体。
憧れの大政を目の当たりにし、改めてヒラマサの格好良さに魅せられてしまった。
その後、今井氏が78kgクラスを難なくキャッチ。
夕まづめのヤズ(ワラサ)をTOPで楽しみ2時間半の短い2日目が終了となる。




3日目
この日は天候も回復傾向。といっても終日曇り時々雨。風も68mは吹いている。
船長も、昨日の短時間釣行をカバーすべく、島周りや天然礁、漁礁と様々なポイントを周ってくれる。
水深90100mのポイントでは今井氏がヒラマサをキャッチ。









親方はスイムライダー300gを使用し、ヤズの群れの下にいるヒラマサに狙いを定め、10㎏クラスをキャッチ。









鳥が旋回しているポイントではやはり魚が水面を意識しておりTOPへの反応が良い。
下山氏がキャスティングにて良型ヒラマサをキャッチ。








ブリクラスが混在しているポイントも多く見られた。
内藤氏、キャスティングでブリクラスキャッチ。









夕まづめは生月周辺の浅根をキャスティングで攻め、最後は親方のパワーで難なく寄ってきた10㎏オーバーで締めくくる。









私個人としては、3日間の九州で1尾のヒラマサもキャッチすることが出来ず、ホロ苦い遠征となってしまった。
九州といえども1回のチャンスを物に出来るかどうかで結果が大きく違う。
キャスティングかジギングか、潮や風向き、船の流れる方向など、その状況やポイントに応じ何を選択するか、判断力も必要とされる。
釣れない釣りもきっと良い経験となったと信じ、次回九州遠征、そしてホームである東北の海で爆発させたいと密かにたくらむ今日この頃です!