2013年11月27日水曜日

秋田県能代 寒ブリシーズン突入!  [柳賢太郎]

1116日(土) 
毎年ハイシーズンながら、出船率の低さに悩まされる東北日本海側。
しかし、今シーズンは凪の周期が丁度週末に来る為、週末アングラーにとっては嬉しい限り。
今回お世話になった船宿は、能代港の三男坊丸さん。出船時間はまだまだ真っ暗の4時。
朝イチの時合を逃さない為の船長判断である。







極寒の中、約1時間40分の航海で辿り着いたのは、東北日本海最大級の寒ブリポイントである通称「テリ場」

日の出とともにスタートフィッシング。
薄暗い内は沈黙したものの、周囲が明るくなると同時に朝の時合突入。手返しの早い地元秋田の電動ジギング組みにヒットが集中。私もイナダ1尾、その後同クラスをバラシ。
周りのアングラーがコンスタントにHITさせる中、まだパターンを掴めず、攻めあぐねていた。
スイムライダーよりも水を動かす力の強いスイムバード220gでブリの実績の高い、ストロークを長めに取った、中速のワンピッチ一定のアクションで狙うと底から15m程でHIT

寒ブリ仕様の太軸フックを貫通させる為の強めのドラグ設定だった為、最初は頭を向けたまま、簡単に距離を詰めた。重さから言って7~8kgかと思った瞬間に、魚が本気を出しドラグが唸る。
口切れを恐れ、ちょっとだけドラグを緩め慎重にファイト。そして上がってきた魚。
「デカイぞ!!」
タモを準備してくれた仲間の声。小さめのタモだったが、上手く一発ですくってくれた!







自己記録更新の13.03kgの鰤。(血抜き後陸上計測)
鉄ジグ スイムバード220g ピンクホロにて




まだ始まってから1時間足らずでこの魚。今日の釣りはもう満足してしまったのは言うまでもありません(笑)

ここからは、この魚を見て本気スイッチONになった仲間達の釣果。









私も更なる大物をと試みたが、その後はイナワラ~6kgクラスまで。
鉄ジグ中心の組み立てで、しっかりパターンを掴んだ仲間達は78kgクラスをしっかり釣っていた事から、私の13kgはマグレだったのかも知れません。



1117日(日)
この季節に2日連続で出船出来る事は本当に稀。
2日目はメンバー入れ替わり。前日の13kgの情報でヤル気に満ち溢れたジガー達が、ほぼ徹夜で来たとは思えないテンションの高さで無事合流。

この日も日の出とともにスタートフィッシング。周囲が明るくなると同時に時合突入。







早速ダブルHIT!上手くオマツリを避け2人ともキャッチ。








能代初参加のアングラーもブリクラスをしっかりキャッチ!








スイムバードのスイミング性能を活かし、中速~低速での弱めの入力でパターンを掴んだ小野田氏が78kgクラスを連発!圧巻の釣果!







紅一点の女性アングラーにもブリクラスが掛かるも、惜しいバラシやラインブレイクで苦戦していた。
そこで、体力面を考慮し、引き抵抗の軽い水を切るカレントライダー180gのプロトタイプを使用頂いたところ、この日最大となる8kg後半をキャッチする事に成功。







7090mという水深でも比較的軽くしゃくり易く、女性でも的確にワンピッチ出来るカレントライダー。新たな鉄ジグのラインナップとして、従来のスイムバード、スイムライダー、ショートとの使い分けで、更なる攻略の幅が持てる様になります。乞うご期待!!










2013年11月26日火曜日

宮城県女川沖ジギング!  [柳賢太郎]

フィールド出張サポート in 宮城県女川沖

宮城県を代表する鰤フィールド通称「北」と「南」。
今回は通称「北」と呼ばれる女川沖にて、
Nature Boys スタッフが行く!フィールド出張サポート』を行いました。

このサービスは、釣具店様からご要望をいただければ、実際に釣具店様主催の釣行会へお邪魔し、Nature Boys製品に関する説明や、必要であればビギナー様へのレクチャーもさせて頂くという企画です。




さて、今回お世話になった船宿は、石巻市鮎川港から出船のはま丸さん。
猫の島として有名な、石巻市田代島にて民宿も営んでいる船宿です。

今回、当企画をご用命頂いたのはキャスティング様で、仙台南店、泉バイパス店、石巻店、盛岡店、そして水戸店のスタッフ様も遠いところをお越し頂きました。

年々、10kgオーバーのブリが狙えるフィールドとして有名になりつつある宮城県北部沿岸。
しかし、今年は例年に比べ、大型のブリクラスは少ない状況。
11月中旬より水温も一気に下がり、直前の情報ではシーズン終盤によく見られるワカシの群れが入り、ブリどころかワラササイズも釣れにくいとの事。
この状況を、鉄ジグは打破出来るのか!?
普段の釣行でも、鉄ジグを愛用頂いている東北のキャスティングスタッフ様とのセッション開始です。





出船後、金華山周辺に多数の鳥を確認。近づいてみるとナブラも発見。
しかし、正体は事前情報のワカシ。ポイントを本命の女川沖に移す。








水深は約60m~70m。魚探で反応のあるポイントにてジグを一斉投入すると即HIT!!







このポイントに精通している仙台南店の井口さん、そして盛岡店より参加頂いた武山副店長のダブルヒット!スイムライダー180gにてプリプリに太ったワラサ。

幸先の良いHIT。予想されていたワカシではなくグッドコンディションのワラサクラス。その後の展開が期待されるも、しばしの沈黙となる。







すると突然吹き荒れる北西風10m超え。気温も上がらず厳しい状況は続く。
その沈黙を破るのは遠く水戸店より参加の森戸副店長。







しかし上がってきたのは、懸念されていたワカシ。




東北のブリを期待されてのワカシに苦笑。






タフなこの状況を打破しようと、いろいろなジャークパターンを試みる井口さん。
このフィールドをホームとしているだけあって、しっかりアジャストさせる。




スイムライダー180gにて。狙っているサイズではないが、パターンを見つけてのHITは嬉しい様子。




そして、泉バイパス店の大橋店長もグッドコンディションの寒ワラサをコンスタントにHITさせる!






大橋店長は、宮城はもちろん秋田能代にも精通するベテランジガー。
自らプロデュースした別注カラー「マジックミラーピンク」のワンピッチにて。






水戸店 森戸副店長もしっかり宮城県産ワラサをキャッチ。



そして、ここからがスロー組の見せ場。静かにスローライダーを操っていた石巻店の文屋さんがこれからの季節、とっても美味なミズカレイをHIT






これを皮切りに、再び文屋さんのロッドが曲がる!
普段からスローピッチジャークでのジギングを主体にされていると言うことで、スロースタイルならではの慣れたファイトで大型と思われる魚をいなす。







そして上がってきたのは、




ブリクラスの魚体。スローライダー185g コイワシにて






計測すると8.5kgのグッドサイズ!!


タフコンディションで特に大型魚を仕留めてきたスローライダーがここでも活躍!
もちろん文屋さんのテクニックがあったからこその魚!


それに続けと、泉バイパス店の渡邊さんもスローライダーを駆使してワラサとアイナメを連続キャッチ!








その後、再びプチ時合もあり、でっぷり太ったワラサを数本キャッチし終了となりました。










今回、ご用命下さいましたキャスティングスタッフの皆様、大変お世話になりました。
普段から鉄ジグを使っていただいていることもあって、タフなコンディションから魚を引きずり出すテクニックは流石でした。
私も色々と勉強させていただきました。ありがとうございました。




Nature Boysスタッフが行く!フィールド出張サポートのご用命、お問い合わせは下記までご連絡下さい。

仙台ブランチ〒983-0034宮城県仙台市宮城野区扇町7-8-26

TEL080-8204-5233 FAX022-353-6651   担当柳まで




2013年11月25日月曜日

明石のメジロ   [親方]


10月初旬、関西ブランチの渡辺女史より、
「親方♪ジギング教えて下さい。出来れば関西方面で」
との連絡、人に教える程の物は無いが不安な初心者と一緒に同船してあげる位なら出来ると思いOKの返事を。
ライトなジギングの方が良いと思い舞鶴をセレクト。
ただ、静岡舞鶴400km。そこまで行って1日では、と思い前日に丹後で乗合に乗って翌日に舞鶴でプチジギング講習会?と計画・・・ところが当日はW台風で中止((+_+)) 
じゃあ、と予定を11月に急きょ変更。その日なら大阪出張中の山本氏も合流出来ると言う事で3人に、その話を中島氏に話すと「じゃ俺も行く!」とバタバタ4人に(笑)
では、と中島氏と出発、翌日2人で丹後到着、渡辺、山本両氏と合流、4人で舞鶴と言う関西遠征釣行の計画に成った。

夜7時の天気予報後に数隻の船宿に電話・・・案の定、丹後方面、全船欠航。
「こうなりゃ呑むぞ!」と中島氏とミーティングと称して舞鶴、海側京都のグルメを堪能。
翌朝、頼んであった船長に電話、明日、月曜日もほぼ無理でしょうとの返事・・・ここからが諦めの悪い男と諦め無い男、「日本海側がダメなら太平洋側に移動だ!」
場所は、「瀬戸内海?紀伊半島?ちょっと戻って伊勢湾?」などと思考錯誤、
「明石海峡に行ってみよう!」
またまた舞鶴から兵庫まで約150kmの移動、途中京都市内で渡辺、山本2名と合流。
事前にショップで情報を仕入れていた2人。
状況は例年よりも水温が高く釣果の方はイマイチ・・・タックルを確認するとリーダーやジグ、諸々全く準備した物とは別物。でも、まあ出来るものでやってみようと半ば開き直り(笑) 海に出れれば何とか成るさと。
急遽変更した尼崎のホテル近くのガード下の呑み屋で串揚げを堪能しながら楽天的な発想の男3人・・・
ホテルへの帰路、ホテルで男三人狭い部屋であーでもないこーでもないと予想しつつタックルセッティングを行ない、床に着く。(-_-;)






明石海峡のポイントは本当に明石大橋のすぐ目の前、海が狭まるところにはお約束の潮がカッ飛ぶポイント。速い時は6ノット以上出るらしく、通常でも2.53.5ノットは出ているらしい。
狙いは鰤とメジロ(関東方面での呼び名はワラサ)
関西方面の釣りには疎い3人。船長にいろいろ質問。
船長の「今は太刀魚パターンだよ」に3人共????(_;)
関東や静岡には無いパターン、偏食し易い鰤、今は太刀魚を捕食しに明石海峡に入って来ているとの事。

【使うジグは潮の速さとシルエットを大きく(太刀魚見せる為)200g以上のシルバー系のロングジグ。それを太刀魚に見せる様に縦方向にスローに動かすとの事。】
タックルボックスを漁る・・・偶然にも山本氏のバックに今度発売に成るカレントライダーの180gが3本有る。この3本で勝負掛けよう。
パターン的には太刀魚を意識、いつものジグを「飛ばす」ジギングでは無く逆の「飛ばさない」を意識、縦方向にスっスっとゆっくり動かすとの事。
いつもと違うパターン、「飛ぶジグを飛ばさないアクション」に頭を悩ませながらジギングスタート。
開始早々、中島氏にヒット、旨そうな鰆。







しばしの沈黙の後に山本氏にイナダがヒット・・・がその後がぱったりと続かない(+_+)
移動、船の入れ直しの度にみんなで顔を合わせて地元には無い太刀魚パターンに「判らない・・・(-.-)」「読めない・・・(+_+)」を連発
苦戦を強いられていた。ぽっぽっと当たるのは鰆ばかり、本命の鰤、メジロは一向に姿を現さない・・・読めないパターンに全員「負のスパイラル」に入って行く。
そんな状況を打破したのが、なんとジギング初体験の渡辺女史。







「重い、巻けない」を連発、講師?3人から叱咤激励をアドバイスを受けながら上がってきたのは5kg弱のメジロ。
疲労でプルプル震える手で、嬉しい笑顔も少し強張って無理やり記念撮影(笑)








終盤、自分にも上向きにジグをゆっくり動かしてフォールを入れ、やっと渡辺さんと同サイズのメジロをニュ―ジグ「カレントライダー」でキャッチする事が出来た。








こうして、移動距離1000km超えのバタバタの釣行は幕を閉じた。
無事、初ジギングでメジロキャッチの渡辺さん。
講師3人もホッと安堵で帰路の車は交互に爆睡しながら家路に付いた。
こちらのパターンに不慣れな僕たちに丁寧に説明、レクチャーしてくれた
『はたの屋』船長「有難うございました」










今回は水温等や事前の釣果もあまり良く無い状況で、本来のスライド系の「飛ぶ」アクションでは無い釣りでも何とか釣果を出してくれた【カレントライダー】
店頭に並ぶのは、もうしばらくだと思います。










2013年11月18日月曜日

ヒラマサ10kg!  [お客様]

ルアーショップZENIYA様のお客様、藤原様から釣果写真をいただきました。
征海丸にて10kgのヒラマサを限定カラーでゲットされました!
ありがとうございました。


お問い合わせは・
ルアーショップ ZENIYA
〒192-0073 東京都八王子市寺町49
TEL:042−620-4725
FAX:042−620-4726





















2013年11月15日金曜日

パパ大津留 韓国・珍島を攻める!   [岩崎謙二]

○ 1115日発売ソルトワールド パパin KOREA (珍島)
パパ大津留  
韓国人アングラー  チョウヤンハン、 キムイルハン、

   
隣国ながら馴染みの深いフィッシングフィールドとは言えない韓国の海。
幾度も釣行を重ねているパパ大津留が、日本人未踏の海に韓国人アングラー2人と
朝鮮半島南端の珍島(JINDO)にヒラマサ、ブリに照準を合わせトライした。

韓国の玄関、いや、今は世界への玄関口になっている仁川空港から珍島(JINDO)までは 車で約5時間。ウルルンやチェジュは馴染みが深いが交通手段があまり無い珍島(JINDO)は遠い。
そう、天童よしみが歌った珍島物語の舞台である。

韓国と言えば焼肉を連想するであろうが、実際には牛・カルビやハラミと日本にある
焼肉と言うよりも、豚バラ焼肉のサムギョプサルや豚の背骨 鍋料理カムジャタンを大く食している。
しかし、出てくるものは全て辛い!
朝食は色が赤く辛いだけで、のりも味噌汁もあり日本とメニューは変らない。








今回お世話になった船は(真ん中)BIG MASTER 。珍島(JINDO)の西望港。








JINDOから船で約1時間、浅瀬に広がる岩礁帯ポイント Bok Sa Choi 周囲には地元漁船が延縄漁をしていた。
浅瀬では5m 深くても30mがポイント。
浅瀬岩礁帯を知らせる鉄塔がそびえ立つ。








昨年の今頃はヒラマサをジギングでもキャスティングでも1日で30匹と言う凄い釣果に恵まれていたのでそれにあわせ、7月時から釣行を決めていた。
10キロオーバーを期待していたが?
しかし1日目は魚の気配はまったく無し。いかがなものになってしまった。









2日目は意を決して珍島(JINDO)から船で行程約3時間の泗水島(SASUDO)へ遠征。
CHOOJAと呼ばれる群島が海域に点々としている。
あと3時間船で走れば済州島(JEJUDO)だ。

ポイントを変えて気分も一新。
しばらくして、チョウ、パパに当りはあるものの相手が小さいのか、なかなか乗ってこない。
しばらくして、パパに今回初のロッドが絞り込まれる。
新発売予定のカレントライダー150gにヒット!難なく上げたのは3キロクラスのヒラマサ!
キャストしての横引、鉄の比重を生かした泳がせてアピール更にはフォールで食わせる
イメージでヒットさせた








次にヒットさせたのはキム。今回がヒラマサ初挑戦となった彼は引きの強さに臆しながらも
慎重にやり取りし、上げたのは9キロ近い本命ヒラマサ!
一気に船上は活気着く。使用ジグはカレントライダー150g。









すぐさまパパにもヒット!
これまた、強い引きだ。
強めのドラッグ設定の為にこれも難なく上がってきた。ヒラマサのように見えたが。5キロクラスのワラサ! 








パパは『 久しブリ 』と魚に挨拶をした。これまたカレントライダー150g。
頻繁にあたりが出てきて、ここまで沈黙のチョウにも、ようやくヒット。 








強い引きを新製品発売予定ロッドが粘りとためを発揮した、途中、サメが邪魔してきて、一部をかじられてしまった。
ワラサだ!使用ジグ カレントライダー180g。
最後にチョウが同クラスのワラサを上げてタイムアップ!










海外遠征釣行はセオリーは通用しない。昨年の今頃は!先週までは!良くあることだ。
計画釣行は天気にも左右される。
また、訪れてみたいフィールドになった。
BIG MASTER船長


新製品発売予定 IRON BOW
鉄ジグの操作性に標準をあわせ、近海~遠征までを設定した青物用ロッド。
シャクリ、誘い易さを追及している。大物にも負けないバットパワーを誇る。
スピニング2パワー  622 スピニング3パワー  613
スピニング4パワー  604           
スピニング5パワー  585
カレントライダー   150g、180
規則正しいワンピッチで左右に大きくダートして、おおきめなフラッシングで魚にアピールするのが特徴。
両アイテム共に,近日発売予定!