2013年6月24日月曜日

宮城県南三陸町 歌津のブリジギング   [柳賢太郎]

20136
あの震災で大きな被害を受けた南三陸町。


そこには、震災以前、私がまだジギングの世界に足を踏み入れる前に、
ロックフィッシュゲームでお世話になった船宿「大隆丸さん」がある。

宮城県でも古くからカツオやシイラなどのオフショアゲームをリードしてきた大隆丸さん。
あの津波で船はおろか、自宅と釣具店も流失。

しかし昨年秋、船を再購入され遊漁船を再開したとの噂は聞いていた。
そして先日、大隆丸さんで10kgOVERのブリが釣れているという情報が入る。



621日中潮
久しぶりの船長との再会。何年ぶりだろうか?
挨拶もそこそこに、朝一の時合いを逃さないようポイントへ向かう。
この日は平日ともあり、乗船人数が3名ということで小型和船での出船。








そしてポイント到着後、すぐに船長のロッドが曲がる!
スローピッチスタイルの船長。
鉄ジグスローライダーをクイックなハーフピッチでバイトを誘発。
上がってきたのは、67kgクラスの良型!









そこからは、船長のみの時間が流れる。
マゾイに良型ヒラメと、スローピッチジャーク、そしてスローライダーの威力を目の当たりに。









前日の電話で船長から、「水温低いからスローじゃないと厳しいよ」という会話を思い出し、全くノーバイトの私は若干焦り気味。

しかし、その不安を取り除いてくれたのが、同船した小野田氏。
スピニングタックルでのワンピッチでHIT









これも良型の7キロクラス。スイムライダー180gにて。
その後、ポイント移動後、再び船長のロッドが曲がる!








スローライダー135g シルバーホロのフォールで喰ってきた魚









サイズアップの8.5kg。船長の独壇場である。

そして、ここまで沈黙続きの私。干潮潮止まりを向かえ、根魚も釣れない状況。
潮止まりから動き出すタイミングを見逃さない様、そして、スローでは口を使いやすい状況を判断し、スピニングタックルでのパターンを探る。

そして、待望の前アタリ後の本バイト!!
低水温で喰いが浅いことを考慮し、口切れを防止する為、ポンピングを極力抑えてのやり取り。無事あがってきてくれた魚。








鰤 全長100cm 11.5㎏(血抜き後陸上計測)
スイムバード170g ブルーホロにて



東北の10OVERの鰤を狙い続けて5年目。自身7本目となった10OVERの東北の大鰤。まだシーズンが始まったばかりの地元宮城県での10OVERは格別。

震災後もフィールドを開拓してきた大隆丸船長に感謝ひとしおです。

他県から来られる方は、津波の跡を見て心が痛むかと思いますが、地元の方々は復興商店街で元気に観光客を迎えてくれます。
地元名産のウニなどの海鮮も旬を迎えています。
是非、今からハイシーズンとなる、東北太平洋岸の大鰤を狙いに来てはいかがでしょうか?











2013年6月21日金曜日

新潟 粟島ヒラマサ釣行   [柳賢太郎]


ここ数年、ヒラマサ、クロマグロの実績も高くなっている新潟県。
特に有望なポイントとして、佐渡島と粟島周りが上げられる。
今回は、新潟東港より出船の遊漁船 “フィッシングガイド リップル"さんに乗船し、
粟島周りのヒラマサに狙いを定め、釣行してきた。

事前情報としては、今年5月にプレジャーボートが21.5kgという特大サイズを上げたという。
船長の事前調査では、誘い出しで6kgクラスを仕留めたとの事。
水深は、1030m前後の浅根周りということから、キャスティング用には6号、ジギングタックルには4号を入れる。



6時出船。既に日は高く上り、天気は終日快晴の予報。
気になるのが、無風ベタ凪。潮も小潮最終であまり流れない。








キャスティングで大マサに照準を絞るアングラーと、水面まで出きらない魚をジギングで狙う組と別れ、まだまだ未開のポイントを探る。








しかし、ジギング組、キャスト組も魚からの反応は得られず、長い沈黙が続く。
沈黙を破ったのはスピンライダー100gを使用したベイジギングスタイル。
クロソイをはじめ、アイナメやマゾイなどのロックフィッシュをコンスタントにキャッチ。







そして、潮が緩く流れ始めたタイミングで、スイムライダーShort125gアルミシルバーに待望の本命ヒラマサがHIT。コマサではあるが、体高のある魚体。







そして、ベイジギングスタイルに本命がHIT
スピンライダーのワンピッチでジャークの入力を若干抑えてバイトを誘発させたとのこと。







再び沈黙が続き、ポイント移動を繰り返す。
そして船長の読みが的中し、再び私のスイムライダー120gカタクチKに本命がHIT
船長に釣らせて頂いた1本でした。







その後、船長もスイムライダーshort125g1尾追加。







最終的に、本命ヒラマサは7ヒット、5キャッチ。
サイズは全てコマサクラスであったが、粟島周りの魚影の濃さは伺えた。


同じポイントを攻めていた他船が苦戦を強いられる中、このタフな状況での鉄ジグのHIT数は、船長のお墨付きを頂く事が出来ました。
日本海特有の潮が緩い海域では、比重が若干軽い鉄ジグが有効な場面が多いです。

まだまだ開拓が進む新潟県粟島周り。今後目が離せないポイントになりそうです!



本日のタックル
RODIRONWHIP IWNB-613
REEL:ソルティガ4500H

LINEPE4号 フロロリーダー60lb

2013年6月19日水曜日

スピン真鯛   [佐々木康男]

4月下旬にスタートした、竜飛、三厩、平舘エリアの真鯛ジギング。
6月に入り釣果上向き傾向との情報を聞きつけたので、6月7日(金)平日休みというグッドタイミング。
「行くなら今でしょ!」と、スピンライダーを持って出撃してきました。

この日訪れたのは、津軽半島は竜飛岬に程近い三厩漁港の成栄丸さん。
午後便を予約したのでAM11時に集合。
ワクワクしながらタックルの準備をしていると、程なくして4人のお客さんを乗せた午前便が港に帰ってきました。
状況を聞いてみると船中15枚とのこと、他にも色々と情報交換して、いよいよ私たち午後便の出港です。
港から20分くらい走ったところで最初のポイントに到着。
早速スピンライダー65gをセットして開始です。

しかし、反応はなし。
更にポイントを流しますが反応なし。

午後は潮が効いていないらしく、65gのスピンライダーがまっすぐに落ちていきます。
そんな状況に船頭さんも困り顔。
ウェイトを変えたり、カラーを変えたり試行錯誤しますが、そのまま時間はすぎて夕マズメ前。
この時間になって、ラインが斜めに入り始めました。
これは潮が流れ始めた合図では?と、スピンライダー80gにチェンジしてスローのタダ巻き。
ロッドティップがプルプルと震えジグの泳ぎを捕らえます。
そう、スピンライダーがタダ巻きでもアクションしている証拠です。
そんな感覚を意識しながら巻き巻きしていると「フワッ」とテンションが抜けたあと「コツコツ」と真鯛特有のアタリが。
ここで、アワセると乗らないのが真鯛。我慢です。巻き続けます。
と、「ゴツゴツッ、グー」と重みが乗りヒット!
PE1号にリーダー16ポンド。渋い状況にやっとの思いで掛けた貴重な一匹、ドラグを引き出されながらも、慎重に慎重にファイト。
タモに収まったのは63センチの立派な真鯛様でした。








その後、同じパターンで追加キャッチ!
状況が良くなってきた様子で、同乗の方々にもヒット。
そんな中、違うパターンを試したくなり、「ピョン、ピョン、ピョン」と小刻み見せるジャークと、
スローなただ巻きの組み合わせで巻き上げてくると、例の真鯛のアタリ。
そしてヒット!









楽しいパターンを見つけ3枚追加したところでストップフィッシングとなりました。







スピンライダーのキーアクションである、タダ巻き時のバイブレーション。
小さなジャークによるリフト距離の少ないスライドアクション。

この2つのアクションを意識した今回の釣行、とても楽しかったです。
スピンライダーは真鯛にも効果的ですよー!
秋まで続く北限の真鯛。次もスピンライダーで楽しもうと思います。



2013年6月14日金曜日

山正丸さんで!  [井筒静香]

6月8日
いつもお世話になっている山正丸さんに行ってきました!
午後船で出撃です!
海はベタ凪で気持ちいです(^-^)v

潮は結構流れてるのことで
スイムバードの150gをつけて第1投目!
中層でヒット!
そしてバラす!(笑)
(;_;)

周りでバタバタ釣れはじめ、みんな竿が曲がってる〜ほぼ入れ食い状態!

そんな中、わたくしはオマツリ中!(笑)
チャンスタイムを逃し(;_;)


挽回しなければと必死でシャクリました!
回収中にヒット!
あれ(;_;)小さい?(;_;)
ファーストヒットはソウダガツオでした!(笑)

潮が速かったので、ジグがちゃんと動くようにイメージしてしっかりシャクリました

中層でヒット!
また小さめです!
イナダでした!

ヒラマサ釣りたい〜(;_;)
と嘆きます(笑)



なんだかイマイチ、シャクリがあってないような…
軽くスランプになり(笑)

スイムバード、スイムライダー、スイムライダーショートをローテーションして

この日はスイムバードが一番しっくりきたので使い倒します(^-^)v

やっとこさヒラマサヒット!
この日は掛かりが浅いみたいなので、慎重にあげました







お次に2本目のヒラマサ中層でヒット!しかし網入れるときにフックアウト(;_;)

最後、真潮根で底から4シャクリでヒット!
ヒラマサでした(^-^)v
ヒットジグはスイムバードの130g







外房ヒラマサ好調です(*^^*)
連日、何本もヒラマサがあがってるみたいなので、また近々リベンジ行ってきます!

山正丸さん、ありがとうございましたm(__)m




2013年6月12日水曜日

九六島根魚釣行  [佐々木康男]

青森県と秋田県の境界、20マイルに浮かぶ3つの岩礁帯、九六島。
初夏から冬にかけて、クロマグロやブリなどの青物で有名なこの海域。
「青物には時期が早いから、根魚狙いにいかない?」とのお誘いを頂き、行ってきました。
艫作漁協にAM3時半集合。各自、荷物を積み込み準備を整え出港。






約1時間半かけて釣場に到着したのは朝マズメのAM5時。
まずは深場からと水深100〜120メートルのポイントからスタート。
新作のスピンライダーを使ってスローなゲーム展開を企んでいたので、迷わず125gをチョイスします。
ジャークを始めるも意に反して魚からの反応は無い様子。
すぐさま船頭さんの判断で島周りの浅場に移動、水深30〜60メートルを流しはじめます。
タックルをライトに持ち替え、ジグもスピンライダー65gとラインナップ最軽量にチェンジ。
水深43メートル、底まで落としスローに柔らかく誘うと、5メートル程巻き上げたところで「ゴンッ」と早速のアタリ。
揚がってきたのは「キツネメバル」。東北では「マゾイ」の名で親しまれているポピュラーなロックフィッシュでした。






引き続き同じようなアクションで誘い、10メートル程巻き上げたところで「グッグッ」となにやら先程とは違ったアタリ、小気味いいファイトで揚がってきたのはナイスサイズのホッケ。






ここからスピンライダーでポツポツと追加するも同乗の仲間も船頭さんもパッとしない表情。
聞けば九六島のポテンシャルはこんなもんじゃないとのこと。
どおりで大型クーラーを2つも積み込んだ方もいたと納得しました。
そんなペースで正午頃まで時間が過ぎたころ、かなり上のレンジで水草カレイがヒット。






これを合図にしたかのようにラッシュがスタート。ホッケ、マゾイの連続ヒット。
なかにはフロントとリアのフックにダブルヒットもありと船中お祭り騒ぎに。

終わってみれば、PM2時半の沖上がりまでに大型クーラーに半分以上の大釣果。
心地よい疲れの中、ロングドライブを無事に帰宅し魚達をご近所、友達にお裾分け。
脂のたっぷり乗った根ボッケとマゾイに舌鼓を打ったのでありました。

九六島は大型青物でも有名なフィールド。
次回は、スイムライダー&スイムバードを持って挑戦しようと思います。


2013年6月11日火曜日

バラマンディはブリコがお好き!  [岩崎謙二]









八丈島釣行・2013初夏  [中島勝則]


参加予定だった5月の八丈島J1グランプリ。
ところが飛行機欠航のため行くことができなかった。
そこで同じく参加できなかった宮方さんと、参加者多数で申し込みさえできなかった寺西さんを誘って、6789日の日程で行ってきた。


出発当日、羽田に集合した3人は案内ボードをみて唖然とした。
そこには「天候調査」の文字が、、、またか!? 
悪い予感が頭をよぎるが条件付きでフライトとなる。
しかし八丈島に着陸することはなく羽田にUターン。
とほほ・・2回連続の欠航とは、八丈島は近いようで遠い・・
そして2便に搭乗変更して再び搭乗、またしても条件付きフライトだったが今度は奇跡的に着陸時だけ天候が回復して無事上陸できた。
本日は非常に気疲れしたのと時間があまり取れないこともあり出船を見合わせ明日、明後日に賭けることとした。

そして翌8日朝、風は若干強いものの晴れで気持ちよく釣りが出来そうである。
今回2日間、お世話になる八重根港の勢寿丸船長に挨拶して出船、
一路1級ポイントの「小岩戸」に向かう。
どうやら八丈島は冷水塊に覆われ浅場に魚が入っているようだ。
40分で到着して釣り開始となる。
1時間くらいたった頃、私にファーストヒット、3kgほどのカンパチだった。







その後も同サイズを1尾追加し、少したった頃の水深40mでヒット!
今度は良いサイズのようだ。
浅場の強烈な引きでドラグを少し出されるが、IRON WHIP-594のしなやかさで魚の引きを吸収してくれたおかげで、難なくキャッチすることができた。
下船後の計量で11.5kgと久々に私の八丈島カンパチ、レコード更新魚となった。








その後も宮方さんが8kgサイズカンパチ、寺西さんが大型スマガツオを釣って1日目を終了した。







中島は5ヒット5キャッチ全てカンパチでバラシ病も克服できた様である。
ヒットルアーはスイムバード220gカタクチK。すべてこのルアーにヒットした。
今回の八丈島は水深が浅かったので、バードが実力を最も発揮するライン角度を自身で演出・操作できたのもヒットに結びついた大きな要因と考える。


最終日、きょうは更に風も弱くべた凪だ。
昨日釣れた「小岩戸」へ、開始3時間たった頃に宮方さんに初ヒット。ハガツオを見事釣り上げる。
その後寺西さんには八丈島では珍しいヒラメがヒット。
そして宮方さんが良いサイズのカンパチを釣り上げる、計量すると11kgだった。








寺西さんにも大型のヒットがあるが残念ながら根にもって行かれてしまった。
そして終了間際に中島にヒット!
ボトムで喰ったため慎重に慎重に走られない様にやり取りしてキャッチすることができた。
9kgだったが納得のファイトで獲った1尾は格別に嬉しかった。








「終わり良ければすべて良し」の言葉通り、最初はどうなることやらと思った今回の八丈島釣行だったが、結果的には2日間釣りも出来て釣果も良く、楽しく過ごせてなによりだった。
パパの夕食も味わう事が出来たし、パパ&ママと楽しい会話も沢山出来たし最高の休日となった。
最後に今回も魚との出会いをサポートしてくれた「IRON WHIP」と「鉄ジグ」。
遠征では180g以上の鉄ジグと594の組み合わせ、近海では100150gの鉄ジグと622の組み合わせは、私の釣行には絶対欠かせないアイテムとなった。













2013年6月10日月曜日

2013年 仙台湾ヒラマサ事情  [柳賢太郎]

20136月 仙台湾ヒラマサ事情 

とうとう今年もやってきました!地元仙台湾のヒラマサゲーム!



61日土曜日 MFCさんに乗船。
出船して約20分足らずで到着したポイント「大根」
仙台近郊で、県内でも水温が上がりやすいポイントで、この日の水温は17~18度。
沖合は例年より水温が低めに推移する東北太平洋岸だが、このエリアの水温は高い。

ポイント到着後一投目からチェイス。
この日は高活性。しかもシーズン初期でノンプレッシャーということもあり、船中3名、
最大90㎝/5OVERを筆頭に、アベレージ23kg16本、ワラサが3本という好結果。
ヒットルアーは、サーフィッシュ140Fが大半。
180Fでも釣れましたが、140Fがサイズ的にもジャストでした。











その後も好調をキープしている様子。
アベレージは昨年同様の24㎏ながら、66日には947kgがサーフィッシュ140Fで上がっています。









昨年より大型が狙える今季の仙台湾ヒラマサ。
マアジの回遊も始まり、すっかり夏の海になってきました。
夏ブリもそろそろですかね??


今年も東北太平洋岸は熱くなりそうです!



週末釣行2013年5月26日   [山本貴正]


白浜渡船 

八王子にあるZENIYA様のツアーに参加してきました。
前回お邪魔した時は体調不良によりまさかのダウン。
今回は、そんなことも無く釣りをしてきました。

当日は、潮が流れず苦労苦労でした。
実際アタリが 頻発したのも朝のみで、開始早々にキャッチできたか出 来なかったかで勝負はついてしまいました。
魚は居るが 潮が動かない。アクション、レンジもマチマチで、それがパターン と言う事も無く、
ショート系で釣れたり、ロング系で釣れたりと、つかみどころがありませんでした。

TOPではシイラが釣れ、ボトムではヒラマサが喰うというのは 南房、外房共に珍しいことではありませんが、兎に角 しゃくれどしゃくれど「モゾッ」とか「コンッ」としかなく、
私は 朝の地合で4バイトのみ。残り30分と言う場面で掛けるも 「あー、この感じはバレるな」と思っていると案の定 バレる。
結局この日はキャッチに至りませんでした。
ZENIYA様のお客様も苦労しておりましたが、TOPで シイラがつれたり、ヒラマサを釣ったり、船の上でレクチャー? したりと楽しい釣行となりました。 

また、弊社ロッド、ジグをご使用いただいているお客様から暖かいお言葉を頂き、大変感謝しております。 
今後とも弊社製品のご愛顧をよろしくお願いいたします!














山本使用ジグ
40mライン
スイムバード150gシルバーホロ、
スイムライダー150gシルバーホロ、アルミシルバー等
30mライン
スイムバード150gシルバーホロ
スイムバード130g限定カラーシークレットシルバーK


ルアーショップZENIYA
http://www.zeniya2003.com/cms/