2013年12月27日金曜日

博多から外房釣行!!  [藤本純子]


今年最後の釣り納めは関東!!

行く前にちょっと情報集め。
聞くと、皆さん『玄界灘の方が良いんじゃないの?』
『こっちは渋いよ〜』と厳しい意見・・・
(^Д^;)ええぇぇえ〜そうなの????

何でもチャレンジ!!
ワールドレコードの剥製を目に焼きつけ挑みました。



『 山正丸』さん
山口船長宜しくお願いいたしまーーーーす!!
 船も大きいが、乗船客も多い!!!
 巨大ヒラマサに出会えるチャンス到来♪♪♪





予報は3mうねりーーーーでしたが、早めに落ちてきたそうで5時に難なく出船。
初の外房、漁師さんは漁開始時間が決まっているそうです。






走る事 30分〜






普段よりワンランクライトタックルで準備。
ネイチャーボーイズ RPS 替えボビンは便利です、PE3号・リーダー50LBをメインにしてみました。






ミヨシは足場が高いのでベテランの方々にまかせ、私は安全第一!
右舷側の艫で場所を確保させていただきました。スミマセン(~_~;)





水深は20〜40m。
瀬が点在しており、急激に浅くなったり下がったり(~_~;) 
根掛かり注意のアナウンスが細かく指示されてました。
一流しすると、右舷と左舷を反対側に流しなおしたり、操船も細かいのに驚きました。
苦戦しましたが、少し深め60m〜
私には得意な深さ♪

『もわわわわっ〜っ』とジャレつきましたが、フッキングせず。
2回目のフォールでショートからロングピッチで『ドスンッッ!!』ときました。
『ワラサ!!』




ナイスコンディション!!
秋刀魚がベイトと聞いていたので
鉄ジグ スイムライダー ブルーホロを使用。
 潮の流れにより180〜200〜150〜135グラムを使い分けました。
速い時は3ノットだって凄いなぁ〜。
2〜3回根掛かりしましたが、2本目キャッチ♪♪♪






途中鳥山を追いかけましたが、タイムアウト。
ヒラマサらしきも出ていましたが、秋刀魚の動きが速過ぎて中々難しい状況でした。

普段アンダーキャストする事もあまり無いので技術不足だと反省。

臨機応変に対応できるアングラーに成長したい!!と、
次なる目標ができました(^∀^;)コツコツやらんとねぇ〜

今回、使い込んでいる鉄ジグだからこそ、感知できた部分もありました☆

厳しいと言われた外房で釣る事ができた。
白星をくれた相棒鉄ジグに感謝です。




2013年釣納め   [親方]


今年も終わりに近づき本業も忙しく成る前に、年内最後の釣りへと釣友5人を誘って地元、駿河湾、用宗久能沖へと。

さて、今回は餌釣り5人、ルアーは僕1人という組合せで、地元、用宗港から出港。
早朝、昼タチのお土産獲りをしてその後、久能沖に赤ムツ狙いのリレーを計画。

5時半、薄暗い中、寒さに凍えながら出船。
先ずは太刀魚、ポイントは用宗港から出て10分程度、まだ陽も上がっていないので、「まだ沈んでないだろう」との読みで水深3060m探して見るが一向に魚探に映らない…。
小さい反応を叩いて行くが全く数が伸びず。
その内に陽も昇り120150mを探す事に。
やっとそれらしい、まともな反応が出た…が、活性が低い。
餌組もサンマの端をかじられてお終いという様なアタリ。ルアーにもバイトが少ない。
仕方が無いのでルアーをスイムライダーからスローライダー185gに変えてジグを倒すアクションを。
「ルアーのロストが多い太刀魚ジギング、ただジグを倒すアクションをしなければロストはかなり激減するが、低活性時は倒すアクションの方がバイトは増える事が多い。 
ただしジグのロストも増えるが。」
やはりバイトは増えたがジグのロストも増えた(

なかなか数が伸びず、時間を費やし本命の赤ムツに向かったのは午前11時近く。
1時沖上りを考えれば1時間少々だがポイントの用宗沖から久能沖に向かってみる。
魚探の反応を見ながら水深250mの掛け下がりを船長が選択。
ルアーはスローライダー255gに交換。
久しぶりに水深200m以深に送り込んでやる。
一投目からヒット。それほど小さい魚では無いなぁと思いながら上げてみると、なんと34kg程のアラ。一同、ビックリ!!






実は自分もアラを釣ったのは初めて。思わぬ高級食材ゲットです。
そしてまた船中沈黙の時間。
沖上りの時間も押迫った頃にやっと来ました。本命「赤ムツ」。
小ぶりですが、赤い魚は何か縁起の良いイメージがする()ので、2013年の釣り納めも何かいい感じのイメージで終われました。






来年2014年も皆様、1年間、ご安全な釣行が出来ます様に。

また、豊漁満足な1年に成りますように心からお祈り致します。




外房でヒラマサ11.1kg!   [お客様]

埼玉県越谷のタックルショップGuide様より、
外房での釣果写真をいただきました!
八木様、11.1kgのナイスサイズです!!





ロッド/アイアンウイツプ622
ジグ/スイムライダー
ステラSW8000/RPSスプール仕様
船/外房・新勝丸

ヒラマサ/11.1kg



2013年12月26日木曜日

山形県酒田沖 ブリジギング!  [柳賢太郎]

春のマダイジギング以来となる山形県酒田沖へブリジギングにチャレンジしてきました。


今回、お世話になった船宿は、酒田港大浜より出船のシルバースノーさん。
キャプテンの小野さんは自身がルアーアングラーということもあり、釣人側の気持ちに応えてくれる頼もしい船長さんです。

そして、同行させて頂いたのは、山形県酒田市のネイチャーボーイズ取扱店・アングラーズショップNOB様。
東北のオフショアはもちろん、関東方面から離島まで幅広い知識や経験をお持ちの頼れるプロショップです。





この日はAM700出船。約1.5時間の航海を経て、本日のポイントへ到着。
天気予報では南東の風10Mではあったが、このポイントは風裏となる為とても釣りやすい状況。






小野船長は、幅広くポイントを探る為にスパンカーを立てず、風の力を利用して船を流す通称ドテラ流しを選択。緩い風に押され、程よいライン角度で広範囲を探る。

口火を切ったのが大ドモのアングラー。スイムバードを丁寧にスイミングさせヒットに導いた。






浅いフッキングを想定した丁寧なやり取りで上がってきたのはブリサイズ。






ヒットルアーはスイムバード170gピンクホロ






船上計測で約8kg。朝一のブリクラスヒットに沸く船内。俄然ヤル気モード全快!!

続けとばかりに、各アングラー様々なジャークパターンでブリを狙うも、釣れてくるサイズはイナワラクラス。それでも、いつオフシーズンに突入してもおかしくない12月中旬以降のこの時期に青物が釣れるとサイズ関係なしに嬉しいのは皆一緒。




スローライダーを使用していたNOB社長とスイムバードを使用したアングラーのWヒット。



また、嬉しい外道マダイも時折ヒットする状況。ブリ狙いのロングジグにも果敢にHITしてくるマダイ。






そして再び、大ドモのアングラーにブリがHIT!これも船上計測で8kgクラス。
今度はスイムライダー180gナクイグローでのスイミングパターン。
完全にブリのヒットパターンを掴んだ様子。






その後、潮は動いているものの、渋い時間が続き、たまにイナダクラスがHITする程度。

その沈黙を破ったのは、巷でマダイ名人とウワサされる胴の間のアングラー。
アイアンウィップIWNB573Bが激しく叩かれる首振り。
上がってきた魚はやはりヒラマサ。




ヒットルアーはスイムライダーshort145g
ベイトタックルでボトム付近を這わせる様にアクションさせてのHIT。

私には、イナワラサイズはたまにHITするものの未だブリクラスからの反応は得られていない。
ジグをしっかり横に飛ばすワンピッチから、若干、ジグへの入力を抑えつつ、スピードは上げて縦方向の泳ぎで追わせて食わせるイメージのワンピッチへ変更すると、ようやくブリらしいバイト。底から1520mで喰ってきた魚は、




ヒットルアーはスイムバード170g ナクイグロー。
船上計測8.5kg 待ちに待ったブリ!山形県での自己記録更新となった1尾だった。
その後、同様のパターンで7kgクラスを追加することが出来た。

隣で釣っていた鉄ジグを使ったことがないというアングラーにもスイムバードを使って頂くと、直ぐに鉄ジグの特徴などを理解され、ワラサをコンスタントにヒットさせていた。そして最後には、本日最大クラスとなる8.5kgクラスを釣り上げることに成功!




スイムバード170g アルミシルバーにて。




普段、鉛製のジグを使用しているアングラーは、「鉄製」と聞くと、「フォールスピードが遅い」「癖のあるジグ」または「鉄ジグ特有の動かし方がある」と思われている方も多いと思われます。
しかし、実際使って頂くと、フォールスピードも遅くはなく、いつもの使い方でよく釣れる!
ジグが本来持っている性能で勝手に食わせてくれる!という言葉を頂く事が多いです。
特に潮が緩い時間帯が多い日本海側のブリジギングでは、比重の軽さを活かし緩い潮に乗せた柔らかいアクションをしやすいのが鉄ジグです。

いつも通りのアクションで十分に釣れ、様々なジャークに対応できる鉄ジグ。
いわゆるオーソドックススタイルに幅広く対応するスイムライダー・スイムバード・スイムライダーshort。そして今後発売が待たれるカレントライダー。
来年も鉄ジグワールドから目が離せません!


まだまだ釣り足りないのですが、たぶん? 恐らく!? 今年最後の釣行になるかと思います!
今年も一年間レポートをお読み頂きありがとうございました!!





2013年12月25日水曜日

ブリコ2フック&スピンライダーで東京湾シーバス  [秦京子]

『ブリコ2フック』『スピンライダー65g新色』を携え、
深川 吉野屋さんより,総勢7名で東京湾シーバスに行って来ました。









ポイントは浦安~船橋~幕張沖8~15mのシャローを回っていきます。
出ている反応が底だったので最初はスピンライダー65gを落とし、皆ポツポツとキャッチ。
フォールのアタリを丹念に取っていたむこう氏、キャストして底をじっくりトレースしていた奥村氏は怒濤の連発ヒット!
私はバラしてばかりですっかり出遅れるもなんとかキャッチ(汗)
カラーはピンクヘッド、ラメドピンク(新色)が良く当たってました。








時折近くで鳥山が立ったり、ベイトの群れも確認したりと魚っけはムンムン。
シーバスも流し変える度ポツポツ釣れますが、サイズは40cm前後の小型がメインでした。

途中からブリコ2フックを投げていたむこう氏にアタリがあり、その後即ヒット&キャッチ!
それを皮切りに他メンバーもブリコ2フックをメインで投げはじめると奥村氏もヒット連発!








私!また出遅れる!(泣)
鳥山が立っていて、ベイトが持ち上がってるのが見えたので中層ばかりを引いていたんですがヒットレンジはべた底だったようで、奥村氏にソッとアドバイスを貰い自分もやっと皆のペースに追いつく(^^;)
釣れてる人をちゃんと観察しないとダメですねぇ(> <)









ブリコ2フックを遠投→しっかり着底させる→ベタ底をトレースするように早めのただ引き→途中また落としベタ底トレース、の繰り返しで私も連発する事ができました。
ブリコで釣れるシーバスはコットンキャンディカラーがお気に入りの様でした(^ ^)

釣っていて気付いたのは、ブリコのフロントフックにフッキングしているパターンが半分はあったこと。
中~小型のシーバスはじゃれつくようなアタリも多いので、そのような魚のキャッチ率も上がる事が期待出来ますね。

東京湾の乗合船でのシーバスはシーズン開幕したばかり。
初期の時期はまだシャローのポイントを狙う場合があるのでそこでは『ブリコ2フック』。
深場に落ちてきたら『スピンライダー65g~100g』を是非使ってみてください!
スピンライダーは東京湾シーバスに効くカラーも新色追加されました。

今回の模様は12月16日発売の『つりニュース関東版』に掲載される予定です!よろしくお願い致します。
皆様お疲れさまでした!深川 吉野屋さん、ありがとうございました。





ヒットルアー
ブリコ2フック(15g・22g)コットンキャンディ・アルミシルバー
ブリコ1フック(22g)アンドロメダ
スピンライダー(65g)ピンクヘッド・ラメドピンク・カクレミノー


深川 吉野屋





2013年12月21日土曜日

丹後釣行   [親方]


12月9日10日の2日間、広島在住の【鉄ジグをこよなく愛す男】若林さんと友人から山口県萩から出船して見島釣行へのお誘いを受けた。
もちろん即答でOKの返事を・・・がしかし、
前々日の7日に萩の船長より海況が良く無く中止の連絡(+_+)
すでに全員釣りモードに突入している為、諦めが着かず急遽、別のエリアでの釣行を計画。
京丹後のアルバトロスさんから10日は微妙だが9日、月曜日は出船可能とのお返事を頂き8日、日曜日の朝、急遽ヒラマサからブリへのタックル変更を済ませ、静岡京丹後へ移動した。

今回は久しぶり8年ぶり位にアルバトロスさんにお世話に成ることに





無料休憩場も併設して有るので、長距離移動で深夜に到着した場合も車中泊ではなく布団で寝られるのでとても助かる。

今回は前日、兵庫の知合いの方より「地元、丹後のスペシャリスト、井上さんも同船しますよ」との連絡を頂き、楽しみも増えて併設の休憩所で一人ニヤニヤと缶ビールを3本程空けて就寝。

翌朝、3者3様のタックルで船上でご挨拶。
鉄組は鉄ジグヘビーユーザーの若林さんも居るから少し有利か?()などと思いながら港から10分程度の最初のポイントへ。
1投目からハマチがヒット、いい感じである。
その後コンスタントに釣れ続け、同船の若林さんもスイムライダーショートでメジロをキャッチ。







ただ大トモの井上さんの釣れ方が違う。
アシスト、リアフックどちらにもWでハマチや、ほぼ1投1ヒット外れ無の状態。
10本ほど釣った所で井上さんの動きを観察に行く。
独特の「丹後ジャーク」と呼ばれる動き、それもこれまでに見た事の無い綺麗な動きの丹後ジャーク。
後で聞いた所、本人はそうは読んでいないが実は元祖丹後ジャークの生みの親、ミスター丹後ジャークで有ることが判り納得。
じっくりと観察して、あの動きは自分には真似が出来ないと思い自分なりに解釈した自分なりの丹後ジャークを試してみることに。



先ずジグをただ巻きでウォブリングアクションするスピンライダーの120gに変更。
ロットはレングスの長いアイアンウイップの622に。
着底からハイギヤで高速のただ巻き2030m、そこからキレのあるフラップジャークを組み合わせてみる。思惑通り連続ヒットに持ち込めた。








その晩は今井船長のご厚意で船長宅で、お・も・て・な・し、の宴会。
その席で今井船長、井上さんお二人にその事、僕が思った丹後ジャークの解釈について尋ねてみると、

「丹後ジャークはあの船上の派手な動きに捉われて、皆あの動きを真似すれば良いと思っているけど、本当に気にしてもらいたいのは海中でのジグの動き。
高速のジャカジャカ巻きは派手にジグを見せて底に有る魚の反応から、やる気のある魚を持ち上げてくるアクション。
そして感度が盛り上がってやる気のある魚がジグに絡んできたところに大きく派手に竿を振り上げてジグを飛ばして滑空、その間で食わす、と言うもの。
アングラーの派手なアクションに気を取られて、その本質、意図を考えずに形ばかりを真似する人が多いけど魚の食性やエリア的なもので特殊な型に見えるけど基本的な所、【見せて、追わせて間を作って食わす】は普通のジギングと同じ」

との事でした。
スピンライダーの長めの、ただ巻きからのフラップジャークは有効だったと思えてテストで○を貰ったように、釣れたことよりも嬉しいお答えでした。

ハマチも数が伸びて、では本命の鰤狙いに白石へと1時間程走ります。
こらでも同じく長めの高速のただ巻きからのフラップジャークでメジロサイズですが2本キャッチ出来ました。

今回、気に成っていたリアフックの使用ですが、それもちゃんと教えて頂きました。
1年中使用はしない、冬場の時期だけの使用だそうです。
冬場は水温低下からの運動量の低下なのか?寒鰤と言われる様にメタボになるので泳ぎが遅くなるのか?ジグを追い抜いて頭から喰う事が減りジグを後ろから吸い込むバイトが増えるそうです。
今回も当って乗ってフッキングしようとするとズボッと抜ける当たりが何度もあり、ジグを後ろから吸い込み葉巻を咥えた様な状態でフッキングすると抜けると言うのが容易に想像出来る状態が何度も有りました。
リアフックは数釣りの為で無く、エリアの時期の魚の特性から来る必需品だと理解出来ました。

翌10日火曜日は早々に中止が決定となり、その夜は船長宅で釣りたてメジロで楽しい宴と成りましたが、その場所のエリア的な特性、シーズンパターンなど夜が更けるまでお話出来て本当に為に勉強に成る宴でした。
船長宅で出されたその地区の鰤の食べ方に血合いの部分をぶつ切りにしてごま油で和えて少し塩を振って食べるという物が有りましたが、これが正にレバ刺そっくり。激旨でしたよ。是非、お試しください。








丹後ではスピンライダーのただ巻きによるアクションと入力(ジャーク)後の横方向への飛び幅、滑空時間の長さ、ホバリングが非常に有効なアイテムに成ると思われた釣行でした。