2012年6月8日金曜日

青森海サクラ2012  [Kats]

前回の記事でも書いたが、今年は例年にない豪雪年ということもあり
サクラマスの釣果に影響はないか?と心配していたが、
北海道のオカッパリでは爆釣しているという朗報もあり期待できる年になりそうだ。
2月の下北沖サクラマスジギングも例年並みの釣果が出ていて、オカッパリの釣果にも期待が高まった。

しかし今年は豪雪年、いつもなら入れるポイントにも雪の影響で入れない、海の様子をうかがうことが出来ないので、情報は皆無だったが仕方ない。
3月下旬ともなるとようやく雪もなくなり始め、いくつかのエリアに入れるようになった。4月14日早速私はロッドを担いで手付かずのポイントに入ってみた。
この日入った場所はいくつかの流れ込みのあるポイント、最初の釣行なので期待はせず気長に広範囲を打っていき、ある程度流したところでようやくヒット!




アベレージサイズだが嬉しい初物!
これは更なる釣果が期待できるのでは?とさらにポイントを流してみたが残念ながらチェイスすらない。
結局この日はこれ以降反応はなく釣行終了となった


今年は現在テスト中のジグswanger120(仮称)を持ち込んでの釣行。
これは現行のswangerよりも15ミリ長く全長で120ミリ、このジグのメインターゲットはシーバス、青物なのだがサクラマス、アメマスへの反応も確認するため持ち込んでみた

サクラマスがハイシーズンを迎える5月、私が普段通うホームエリアにもサクラマスが入ってくるようになり釣果もちらほら聞こえ、おのずとテンションもあがる。
しかしシーズン序盤はタイミングが合わず苦戦を強いられるも、ぽつりぽつりと釣果が出始めた。





5月上旬〜中旬にかけてはヨコエビがメインベイトだった為、ジグへの反応が鈍くジグを追っては来るがバイトしない状況が続いていたが、5月下旬〜6月上旬になるとベイトがサケ稚魚やイワシに変わりジグへの反応がグンっと良くなった。
しかも目の前でサクラのボイルも起こるほど。
そういった場面に遭遇すると自ずとロッドを振る腕にも力が入る。
もちろん魚のヒット率も上がり釣友からも釣果の情報も頻繁に入るようになった


今年持ち込んだswanger120だが、ジグの動きについては現行をベースにしたので、1stサンプルを試してみたが動きとしては全く問題ない。
海サクラマス・海アメマスにも十分効果はあるのは今季の釣果が物語ってくれた







今年の海サクラの最盛期はもうすぐ過ぎようとしているが、釣期としてはまだまだ狙えるのでビッグママを捕らえるまで通い詰めたい。
今現在はシーバスの釣果情報も入り始めているので、7月からはswanger120の本命ターゲットであるシーバスに切り替えての釣行になるので、効果の程は後日報告いたします。

2012年6月5日火曜日

Live in Northan Town2  [開発チーム]


シーズンも佳境に入った津軽海峡のマダイジギングに行ってきました。



早朝4時30分、小泊港出船。自宅から距離にして約170km、時間にして約3時間・・・。
眠気をこらえて出発です!























































出航後、ポイントまでの途中で鳥山に遭遇。水面で水しぶきも上がっています。


「マグロか!!?」 船上のテンションが一気に上がりますが、背びれが妙に丸い・・・

小型のイルカの群れがお食事中でした。
















ほどなくして、ポイントに到着。






水深は60~70m前後。ジグは勿論[SLOW RIDER]。



潮が速い様なので135gからスタートします。





しかし、中々底とることができないので、155gにチェンジ。



どうにか、底をとるとすぐにアタリが・・・上がってきたのは「ホッケ」。


北国ならではのうれしい魚種です!






しかし、今回の本命「マダイ」のアタリが一向に無く・・・。我慢の時間が続きます。











しばらくして船長の判断で鳥山のあったポイントに戻ると、
水面がザワつきカタクチイワシが何かに追われています。
まるで川の流れのような速い潮の中、底取りはあきらめ、
ある程度までラインをだして中層を狙うと直ぐにHIT!
時合の様で、船中全員の竿が曲がります。






















































ヒットルアーはスローライダー155g(ナクイグローG),
ロックンシヤトル(コパー)など。


















































興奮のフィーバータイムは15分ほどで終了し、また静かな海に戻りました・・。


数を伸ばすには、少ないチャンスを手返し良く確実に釣ることがキーのようです。












帰り際に、根回りを100g(ナクイグロー)にて探って、丸々太ったクロソイをゲット!

おいしいお土産を追加して、納竿となりました。






















































複雑で速い潮の流れの中でのマダイジギングは初体験で驚くことばかり。



たった30mの水深の底どりも難しいとは・・・。





今後の課題の1つとして、リベンジを誓い帰路につきました。




次回はマグロも・・・。









2012年6月4日月曜日

トカラのキャスティングゲーム  [満永章月]

トカラでのキャスティングゲーム

5月25日~27日、二泊三日の船中泊でトカラ遠征に行って参りました。
トカラ遠征は今回で9回目、船はおなじみのマリーンチャレンジャー号です。
私達グループ5人、エサ釣り師さん3人の合計8人で乗合出船。

午前5時出船予定でしたが、後半海況が悪くなる予報とのことで、早出しの午前1時出船となりました。




指宿市の山川港を出て約7時間、トカラ列島の臥蛇(ガジャ)島に到着。エサ釣り用のムロアジ確保をお手伝いし、昼前よりキハダ狙いで実釣開始となりました。
フカセ釣り、ジギング、キャスティング。それぞれのスタイルでキハダを狙います。
私はキャスティングで狙うことにしました。ルアーはSURFISH 180Fです。

結果はすぐに出ました。
水面直下をS字アクションで泳ぐSURFISH 180Fにヒットです。

ほとんどドラグが出ないのでそれほど大きくはなさそうです。
トカラ1本目はきれいなカツオでした。サイズはともかく早々に結果が出るのは嬉しいものです。





その後も連続ヒットで、カツオ3本・キハダ2本・カスミアジを追加しました。
瀬際のポイントではGTのチェイス&バイトもありましたが、残念ながらヒットには至らず。
SURFISHはヒラマサキャスティングのイメージがありましたが、様々な魚種に有効であることが確認出来ました。
その後、同行者のサポートや楽しいムロアジ釣りで、和気あいあいとした時間は過ぎ、

夕マズメにはキハダを追加。
船中泊場所の立神岩近くにアンカーリングとなりました。




 夕刻から降り出した雨は本降りになり、ナイトフィッシング組も全く釣果がない模様。
私は思うことがあり、一足早く就寝しました。
夜中、容赦なくキャビンを打ち付ける雨音で目を覚ますこともありましたが、

疲れた体をゆっくりと休めることが出来ました。


午前3時30分起床。
前日、予報より早く海況が悪くなる旨、船長より聞いておりました。
残された時間はあまり多くありません。よって、朝に活性するキハダ狙いです。
魚探を覗くと中層に反応があります。Swim Rider Short 205gでボトムを取らない中層ジギングを試してみました。
一投目からさっそくバイト→ヒットです。IRON WHIP 613がきれいなカーブを描きます。
予想通りのギンガメアジでした。
ギンガメアジはサイズ以上によく引くと感じるのは私だけ?

感覚的には5kgのヒラマサ位よく引きます。
その後、一投一匹の怒涛のギンガメラッシュが続き、ギンガメが途切れた後、狙い通りのキハダゲットです。
早起きは三文の得作戦成功!






釣行二日目もキハダ狙いです。
先日の凪と打って変わり時化模様です。そう長く釣りは出来ないようです。
波・うねりの中でのキャスティングゲームでしたが、SURFISHは波間から飛び出すことなくS字アクションで魚を誘います。
そして待望のヒット。本命のキハダでした。




その後、中小型を追加したところで一段と風雨が強くなり、硫黄島まで戻ることになりました。
大時化の中、7時間かけて硫黄島まで移動し島裏で船中泊。
翌朝、山川港に戻り終了となりました。
海況の悪化で実質一日の釣行であったこと、ディープのカンパチの状況が極めて悪いとのことでジギングがほとんと出来なかった等、当初の予定とは異なりましたが楽しい釣行でした。
同行者と同船だったエサ釣り師さん達、そして船長に感謝です。大時化の中での操船は本当に大変だったと思います。

今回はキャスティングメインの釣行で使用ルアーはSURFISHでしたが、その使い勝手の良さを再確認しました。
荒れた海でも神経を使わずルアー操作が出来るので、100%釣りに集中出来ます。
あと、魚種・サイズ様々で10数本の魚が釣れましたが、ルアーは塗装がわずかに剥がれただけで大きな損傷はありませんでした。
数本釣っただけで利用不能になってしまうルアーもある中、この耐久性は素晴らしいと思います。
操作性・耐久性に優れ、十分過ぎる釣果実績のあるSURFISH、間違いなく一軍ルアーです。

年一回のペースで計画しているトカラ遠征。
鉄ジグ&SURFISHで、カンパチ・イソマグロ・キハダ・GTのグランドスラムを達成するのが目標です。